あなたは初めての結婚祝いに何を贈ったか覚えていますか?
私は幼稚園の時からの幼馴染みの結婚祝いに裁縫箱を贈りました。なにしろ初めての結婚祝いで結婚式場にご祝儀を持って行くとか、振袖を着っていった方が結婚披露宴会場が華やかになるからいい程度のことは、結婚式に行ったことがある友人から聞いていました。ですが、小さい時からいつも遊びに行っていた親友の結婚式です。結婚式場で初めて「結婚、おめでとう!」なんて、白々しい・・・
で、両親に相談したところ、ご祝儀の半額分を結婚祝い品としてカタチに残るものを花嫁の実家に持っていく。それも、大安の午前中に。と、アドバイスを受けてようやく初めての結婚祝いの贈り物を探すことにしました。花嫁の実家は歩いて行ける距離だし、新婦のお父さんもお母さん・おばあちゃんまでも顔なじみ。とりあえず、お嫁入道具の一つとして持って行ってくれそうなものをと考えました。だって、初めての結婚祝いがそのまま実家に取り残されたら ちょっと寂しいですものね。
初めての結婚祝いに選んだ裁縫箱は、彼女が手先が器用で中学生の時に一緒に手提げ袋を作った思い出があったことや、すぐに赤ちゃんができたときにベビー服を作るのにも便利かなあと。なにしろ実家暮らしをしていると自分専用の裁縫箱などなく、母親のものを借りて縫物をするのが普通でしたから。
でも、今の時代 裁縫箱はかさばるし、結婚祝いとしては無理があるような気がします。もちろん、あれば便利なのですが ボタン付けぐらいなら裁縫箱ほどは要りませんものね。ですが、花嫁の実家に結婚祝いを持って行くのは とても良いことだと思います。結婚式当日は花嫁も忙しいですが、ご両親もご近所や親戚の方をお招きして忙しく動かれています。小さい時からよく知っている花嫁のお母さま・お父さまにじっくりお祝いの言葉をかける時間もないかもしれません。
結婚されるご家族の皆様にご結婚を祝う言葉をじかに伝えるためにも、余裕を持ってご実家にお歓びを持参するのは、今の時代も続けたい風習ですよね。その時の結婚祝いにはもちろん、嫁ぎ先に一緒に持って行ってくれるものを選んでくださいね。(新居でも実家でも存在感ありの名前入りワイングラスはこちら)