初めて贈る出産祝い
親友がママになった!
初めてみせる母としての顔
学校を卒業してしばらくすると友人たちの結婚ラッシュ、出産ラッシュに出会うことがあります。地域の友達や学校の友達など時間差があれ、なぜかしらおめでたいことは続くもの。今週も来週も結婚式、SNSでも「おめでとう」が飛び交う、そんな時間がやってきたりします。
結婚式は同窓会気分で出向くことも多く、宴席から厳粛な面持ちの新郎、新婦を見つめ、二人が出会った当初のことを懐かしく思い返したりするでしょう。
でも、出産となるとそれは別もの。親友が母となった時、結婚式でみせた笑顔とは違う幸福に満ち溢れた笑顔。それは母となる覚悟や不安、待ち望んでいた幸せを得た喜び、育児への心配や焦りなど 様々な想いが交錯して作る笑顔。きっとそんな彼女の笑顔をあなたはみたことがなかったでしょう。
「母は強し」というけれど
子供を持ったからといって その瞬間から母親になるわけではありません。出産当初は、気分も心も新婚の時と変わらないでしょう。強いていうなら、出産の苦しみや妊婦さん生活から解放されたことへの安堵が大きいかもしれません。
それでも、子供への授乳や夜泣き、急な発熱にケガなど とっさの対応を迫られるたびに強くなって行きます。それらを繰り返して行くなかで 彼女はどんどん強くなるのです。
そこには、学生時代 一緒に遊んだ彼女の姿はないかも知れません。でも、育児は一時期なもの。本来の彼女はあなたが知っている結婚前の女の子なのです。
生涯の友であると願うからこそ
人生のなかで生涯の友達を作ることは難しいですが、以前と違い、離れていてもSNSなどでお互いの近況を知ることは簡単になりました。入籍や結婚、出産シーンだってリアルタイムにアップしているカップルも多くいます。
毎日顔を合わす会社の同僚や大人になってから知り合った趣味や習い事の仲間、出会っては消える友達もたくさんいます。でも、学生時代から知っていて、結婚も出産も全部知って、いまも親交がある友達はどんどんと限られて行くのです。
そんな親友から母になった報告を聞いたなら、出産祝いを贈りましょう。それは赤ちゃんの無事の成長を祈るととも、彼女が母となっても変わらぬ友情を紡いで行きたいあなたの気持ちを伝えることになるのです。
学生時代を過ぎると、独身から結婚、家族を持つなどライフステージが目まぐるしく変わります。それまで 同じ年代で同じ学生という立場だった二人が 結婚する、しない・家庭を持つ・持たない、など、それぞれの価値観に従ってそのステージを決めて行きます。正解などなにもなく、どの選択肢にも苦労や困難があります。でも、どれほどステージが違っても友情を続けることでそこに癒しや喜びを見出すことができるかもしれません。しっかりあなたもあなた自身のために友情を紡いで行きましょう。そんな友情の証となる出産祝いの刻印のポイントは
タイトルはHello, Sweet Baby など。
いかがでしたか。ライフステージが違うと縁遠くなるのは事実です。それは価値観の相違によるものです。でも、学生時代はそんな価値観の違いをお互いに作り上げてきた時代。その時代を知っているからこそ、根底で繋がるなにかを持っているのです。そもそも、まったく違っているなら 学生時代から友達になっていなかったのですから。そんな自分自身を一緒に作り上げてきた親友とは生涯の友でいたいものですね。