生涯現役の親に贈る感謝の想い
退職がない生涯現役という人生
体力を過信するのはケガの元
人生100年時代といわれ、健康で長く働くことが奨められる世の中ですが、自営業を含め農業や漁業など会社に属さずに働く人にとれば、以前から退職という考えはありませんでした。
身体が動くうちは働くというのが、そういった自営業をされている方の考え方。なので、そういった家族で育った人にとっても退職という言葉は遠い存在でしょう。
ですが、健康だからこそフルに働けますが、年齢を重ねるとそれなりに体力は衰えてくるもの。自分の体力を過信する現役のお父さんには日頃の感謝をこめて、夏休みなどに様子伺いしたいものですね。
今年のお盆は実家に帰ろう
コロナ禍で夏休みの帰省を控える人が多くなったいま、実家にここ2~3年帰っていない人も増えているかと思います。高齢者への配慮もあるし、1年、2年と帰らないうちに帰ることがメンドウになってきた人もいるでしょう。
両親はいつまでも元気なものという幻想を抱きたいとのは子供の切なる願望です。体格や体力で親を抜いた時のなんともいえない寂しさから、弱っている親を見たくないという思いが少なからずあります。
でも、会う機会を空けるほど、親の衰えは目に見えるものです。実際に親にすれば、さほど変わっていないつもりでいても、子供からすれば数年のブランクで一気に親が老けたようにみえるものなのです。それは子供にとっても親にとっても不幸。1年に数度は親と会う機会を得たいものですね。
いつまでも変わらずにいてほしいから
家庭菜園を楽しんだり、スポーツや旅行を楽しんでいるご両親は自分自身の将来を暗示する姿です。そんな楽しみを奪うのがケガです。病気は徐々に進行するので、一気に楽しみを奪われることは少ないですが、骨折などのケガは気力も体力も一気に奪います。
そんなケガの元が自分の体力への過信。鍛えているから大丈夫と思っている人ほど陥りやすいものです。そして、そんな過信をセーブし、伝えられるのは身内しかいないのです。
その逆も同じです。運動もせず、人とも会わずのような状態が良くないことを伝えられるのも身内だけです。自分自身では気づきにくいのがそういったネガティブな生活。いつまでも元気でいてほしいからこそ、上手に想いを伝えたいものですね。
上手に想いを伝えることはとても難しいことです。夫婦の会話でさえ、変に勘繰られ想いが伝わらないことが多々あります。そんな距離を縮めるのは会う頻度を上げること。そして、真意を言葉にして書き残すこと。言い伝えるだけでは、時間とともに解釈を変えらえることさえありますから。そんな書き残す贈り物に名入れのフォトフレームはいかがでしょうか。刻印するポイントは
タイトルは、感謝や Special Thanks など。
いかがでしたか。病気やケガに苦しまず、生活の質や人生の質を保ったまま生活することをQuality Of Life (QOL)と言われます。誰もが望む姿でしょう。でも、望むだけでは手に入れることはできません。なによりも普段のケアが大切。そんなケアを伝えることができるのも身内だけです。生涯現役で頑張っている親にQOLを体現してもらうためにも時々は会いに行きましょうね。それは自分の未来の姿を見ることになるのですから。