新しい仕事を始めた友人へ
自分らしい生き方を求めて
起業するということ
以前に比べ、オフィスの机の上で仕事することだけが仕事ではなくなりました。パソコンも持ち運びできるようになり、データをクラウド化され自宅やコアワーキングスペースでも仕事ができるようになった今、起業は身近なものになりました。
ほかにもネイルサロンやプライベートジムといった一部屋でもできる仕事も増えたり、農業や漁業、林業といった第一次産業も後継者不足から、まったく今までと違った職種の人も飛び込みやすい環境が整ってきました。
仕事は自分らしさを発揮できる場でもあります。既存の職種にこだわることなく、今までにない新しい職種をみつけた人だけが成功するのが起業の秘訣。ちょっとしたひらめきが起業のチャンスになります。そんなひらめきが舞い降りたなら迷わず起業してほしいものですね。
仕事探しは自分探し
とはいっても、起業することに向き、不向きの人がいます。多くの人の中でこそ力を発揮できる人やプロフェッショナルにこだわる人は起業する時間や手間より会社や団体で守られている方が向いている人が多いでしょう。
逆に一匹オオカミ的な野心家や誰かのために奉仕したいと思っている人、自分の願いや他人の願いをかなえたいと思っている人は起業するのに向いているかもしれません。そんな向き、不向きは社会にでて2~3年目でわかるもの。自分らしい生き方を求めて、起業するも良し、社内で力を発揮するのも良し、まずはそんな既成概念に縛られず自分自身を見つめて仕事を探してほしいものですね。
自分の得意なことを仕事にする
どんな仕事であったとしても成功もすれば失敗もします。起業も同じで失敗もすれば成功もします。だから、一度起業したからといってその仕事にしがみつくことなく、必要ならまた就職すればいいぐらいの気持ちで臨んだほうが起業に挑戦しやすいのではないでしょうか。
例えば、プロ野球選手を目指しても夢破れる人は多くいます。でも、トレーナーになったり野球関係の仕事に就いたり、地域の野球チームのサポーターになったりと同じ分野の裾野で仕事を見つけることもできます。それは頂上を目指していたときには見えなかった仕事かもしれません。頂上を目指したからこそ、見えてくる職種もあるのです。
そうやってみえてくる職種こそが起業しがいがあるというもの。そして、自分が好きな道と近い場所にいることもできます。昔から「好きこそものの上手なれ」という言葉あるように、自分の好きなことを仕事にできたらいいですね。
仕事は一日の中でもその大半の時間を占めるものです。嫌いな仕事に自分の大切な時間を割くのはもったいないこと。小さな職場であれ、大きな職場であれ、会社の名前でなく、自分の仕事内容に誇りを持って仕事をしたいものですね。そんな誇りを持って仕事をしている友人の起業祝いに刻印するポイントは
タイトルは贈る人の名前。
私がこの仕事を起業したのは35才の時でした。当時はあまりインターネットも普及しておらず、ケータイさえもほとんどの人がもっていない時代にインターネット通販を始めました。特にパソコンに強いわけでもなかったですが、誰かの笑顔の役に立てれたなら、という想いだけでした。たぶん、その想いだけで今もこの仕事をしています。誰かの起業を祝う時、その祝われた人が当店のガラス製品を受取った時に思わず笑顔になってもらえたら嬉しい。そんな誰かの笑顔が私の好きなことです。