結婚祝いの名入れプレゼントで失敗しない5つのポイント
結婚祝いの名入れプレゼントで失敗しない5つのポイント
なぜ名入れプレゼントで失敗するのか
誰しも一度はもらったことがあるのが名入れプレゼントではないでしょうか。たとえば、小・中学校の卒業式。ご自分の名前印鑑を卒業時に贈られませんでしたか?また、お誕生日のバースデイケーキのプレートにあなたのお名前とお誕生日おめでとうの文字が書かれていたことはありませんでしたか?
食品やタオルといった消耗品にも名入れすることが多くなった時代、忘れてしまっているかもしれませんが、きっと名入れプレゼントをされたり、名入れプレゼントをした経験があるはずです。
それを受け取ったときは なにやら照れくさいような、それでいて自分の名前に誇らしさを感じるような不思議な感覚。そんな嬉しさを味わった人は、自分がプレゼントを贈る際に、 自分がもらって嬉しかったから、誰かに名入れプレゼントしようと思ったのではないでしょうか。
名入れプレゼントは自分で買うのは、たとえケーキ1つでも買いづらいものです。だからこそ、結婚祝いや出産祝いなど、人生の節目のお祝いに好んで贈られるのが名入れプレゼントなのですが、そこには名入れプレゼントだからこその失敗があるのです。
その一番多い例が名前間違いです。まさか、名入れの名前を間違うなんてと思われるかもしれませんが、実際は結構多くあります。
どんな間違い方が多いの?
私は名入れの仕事をして20年になりますが、漢字間違いもあればローマ字間違いもあります。たとえば、「泉」さんというお名前は「いづみ」・「いずみ」とどちらでもあり、ローマ字のヘボン式では「izumi」と表され、訓令式では「idumi」となります。また、私の苗字は佐藤ですが「satou」の場合もあれば「sato」「satoh」もあります。クレジットカードを作る際など、自分では「satoh」と表記したのに「sato」に訂正されたことさえあります。
漢字で多いのは高橋さんの「高」が、ハシゴだかであったり、「富」という漢字のウカンムリがワカンムリであったりです、名前は日本人にとって思い入れ深いものであるので間違いたくはないのですが、最近はRikoが正しい表記であってもご自身がricoと書かれる方がいたりと、どこまでが正しくて、どこからが間違いなのかわかりづらいものさえあります。なので、本人に確認するのが一番正しいのです。でも、 プレゼントはサプライズで渡したいものです。その気になって本人が普段使っている名前を慎重に観察すれば、必ずそういった失敗はなくなると思うのです。そして、そうやって名入れされたプレゼントをいただくととても嬉しいものです。私の苗字は「佐藤」ですが「satoh」と表記してくれたら、自分のことを気にかけてくれていたのだなと本当にプレゼントされてうれしくなります。
なので、 微妙な名前ほど、名入れプレゼントを贈る価値があるのです。また、結婚祝いに名入れプレゼトを贈ることは新婦にとって深い意味も持ちます。
結婚を機に旧姓から苗字が変わることになるわけですから、その転機のプレゼントとしても名入れプレゼントは結婚祝いの一つの選択肢になることでしょう。
そして、次に多い間違いが日付間違いです。
結婚祝いに刻印する日付は、入籍日?それとも披露宴日?
最近では結婚のカタチも変わり、同棲や妊娠を機に先に入籍を済ませ、落ち着いてから披露宴を行うことも多くなりました。また、披露宴も以前のような盛大なものより、平服での親族の集まりや、こじんまりとしたハウスパーティなど自分たちのライフスタイルにあわせた形式を選ばれるようになりました。
日付の刻印は入籍日を報告してくださったなら入籍日優先で、結婚式や披露宴にお呼ばれされたならその挙式日を刻印すればいいと思います。なかには入籍日・挙式日、両方とも刻印される方もいらっしゃいますし、海外挙式の場合は時差の関係で悩まれて年と月だけの方もいらっしゃいました。
結婚祝いの名入れプレゼントで失敗しない5つのポイント
せっかくの結婚祝い。ましてや兄弟姉妹や仲の良いお友達ならカタチに残るプレゼントを贈りたいもの。そのなかでやっぱりお薦めなのが名入れプレゼントなのですが、ぜひとも下記5つのポイントを踏まえて選んでくださいね。
普段、本人たちが使っている名前を刻印する
日付の彫刻は、入籍日・挙式日どちらでもOK!
Happy weddingやSweets are forever や Jast married なども忘れずに。
ローマ字表記なら上司や同僚にも気にせず、敬称無しで使える。
刻印内容は慎重に確認を、そのひと手間がプレゼントのグレードをあげる。
いかがでしたか。これらを参考にして、ぜひ思い出に残る結婚祝いをプレゼントしてくださいね。実際にはキッチン用品や食器など名入れせずとも多くの結婚祝いプレゼントを目にすることができます。ですが、名前にこだわりを感じる方が多い日本だからこそ、ぜひとも名入れプレゼントを贈っていただきたいのです。名前を知ることは相手を深く理解することにも繋がります。そのご縁こそが、あなた自身も幸せにしてくれることでしょう。
このサイトをご覧になった方が、ステキな名入れのプレゼントを結婚祝いに贈られて、またご自身もその後の出産祝いや結婚記念で名入れプレゼントに触れ、多くの人とのご縁に恵まれますように、そして、この記事がそういったご縁の少しでもお役に立ちますように、心からお祈りしております。