「ありがとう」を刻む退職祝い
大好きなお父さんへの退職祝い
年度末の季節。ご家族のなかに退職を迎えるご家庭も多いのではないでしょうか。特に家族を支えてきたお父さんが退職となると、家族でなにかしらお祝いしたいもの。家族のステージが変わる節目のお祝いにしたいものですね。
以前と比べて、退職の期日というのがはっきりしない会社が多くなりました。有給の消化などといったことでなく、再雇用や雇用延長など同じ職種の経験者のニーズの高まってきているということです。
なので、退職日も本人すらわからないことが多く、そのまま再雇用となる場合も多いのですが、公務員や年度単位の職種であるなら、3月31日には家族で退職祝いをしたいものですね。
大人になって気づく親の有難さ
子供にとって親という存在は時と鬱陶しかったり、邪魔に感じるのは事実です。特に中学生や高校生といった成長期にはなおさらのこと。でも、自分自身が社会にでたり、家庭を持つことで親の行動を理解し、共感できることも多くなってくるでしょう。
親にすれば そうやって親に反抗するのも自分が通ってきた道なので受け流すことも簡単です。でも、反抗した子供にすれば照れくささもあり 上手に親に感謝を伝えることができずに時間だけが流れていることも。
自分自身の卒業や就職のタイミングは親に感謝を伝える絶好のタイミング。そして親の退職も今までの感謝の気持ちを伝えるのによいタイミングです。社会人として、家庭人として 父親の退職には感謝の気持ちを伝えたいものですね。
感謝を伝えることで深まる人間関係
いつまでたっても親子の関係は変わりません。親は子供を守り、子供は親に甘えます。そして、それは自立や子離れといった言葉で解消されるように思われますが 実際には生涯にわたってその依存関係は変わらないでしょう。
でも、お互いが一社会人として依存しあう時、それは人間関係の基礎になるのです。これから地域社会や職場、いろんなコミュニティのなかで過ごして行くなかで人間関係に躓くこともあるでしょう。もし実際にそうゆう状況にあなたがいるなら、まず親に感謝の気持ちを伝えましょう。そうすれば、おのずと人間関係がうまく回りだすかもしれませんよ。
ストレスの原因の一番は人間関係にあるといわれています。親子はその人間関係の根幹です。お互いの依存関係からいかに距離感をとるかで人間関係は決まってきます。親に感謝の気持ちを伝えるのは当たり前とわかっていながら 忙しさから忘れてしまいがち。親の退職はそんな感謝の気持ちを伝える絶好のタイミング。まずは、大人になって「ありがとう」を伝えましょう。
そして、その「ありがとう」をあなた自身の周りの人にいつも伝えていけたなら あなたの人生はもっといい方向に向かって行くことでしょうね。「ありがとう」を刻んで贈るプレゼントが人気なのは自分自身のためだったりするのです。