退職するお父さんに感謝の想いを刻んで。
感謝の想いをカタチに。
ずっと頑張って仕事を続けてきたお父さんが退職するとなれば家族としてなにか退職祝いを贈りたいものですね。
人気なのは いままでスーツばかりだったお父さんへ普段着使いのポロシャツやカジュアルウエア、また趣味の品や新たに運動を始めてという想いをこめてスポーツ用品なども人気のようです。
でもあなたが一番贈りたいのは感謝の気持ちではないでしょうか。たしかにこれからはいままでと違ったタイムスケジュールで過ごすお父さんに新たな生活への贈り物を退職祝いとして贈りたい気持ちはわかりますが、退職する間際までが仕事を頑張る男の姿。なので退職した早々に新たなものを用意するより、まずは感謝の想いを伝えたいものですね。
想いをこめた手紙やメッセージ
退職祝いは決して高価なものがいいわけではありません。感謝の想いを伝えたいわけですから手紙やメール、簡単なLineからのメッセージでもよいと思うのです。きっとそのメッセージはお父さんにとってかけがえのない退職祝いとなることでしょう。
最近ではそんな言葉を絵にしたり、書にするサービスもあるようです。メールや手紙だけでは退職祝いを贈った気にならない贈り手側の気持ちを汲み取ったサービスなのでしょうね。また感謝の想いは言葉だけで十分、きっとわかってくれているという想いもあるのかもしれませんね。
でも、本当はお父さんへの感謝の想いを言葉として残すのが照れ臭いと感じているのかもしれませんよ。家族のものが贈った品はどんな些細なものでも大切にしまっておいてくれるお父さんを知っているからこそ余計に照れてしまうのかもしれませんね。
記憶は風化するからこそカタチに残そう
どれだけ「大事なことは忘れずに覚えておこう」と思っても時として忘れるものです。また逆に美化したり風化したりもします。よくあるのが以前好きだったお店の味が久しぶりに行くと違って思えたり、歩いていた時は広いとおもっていた道も車で走ると狭く感じたり。
大切なメッセージも同じこと。ありがとうと一緒にいくら感謝の想いを述べてもその感謝の言葉は本や雑誌の言葉にすり替えられたり、記憶の引き出しの奥深くにしまわれたりします。
なにかを残すことはとても照れてしまうことです。でもお父さんの退職をねぎらう感謝のメッセージはどんなカタチでもいいので残したいものですね。そのメッセージはちょっとしたことでもいいのです。でもそのカタチになったメッセージを見るたびにお父さんの頭のなかにはその感謝のシーンが鮮明に蘇ってくることでしょう。
人は年齢を重ねるたびに思い出に浸ることが多くなります。若い時はなにをみても目新しくそのことを覚えたり挑戦したりしますが、年配になるとそうしたことが億劫になったりします。スマホの機種を古い型のまま使うのと一緒です。慣れ親しんだものほど愛おしく感じるようになるのです。
退職祝いのメッセージをカタチにしたものがいますぐにお父さんの思い出になることはないでしょう。でも十年、二十年と時が経つほどにその記憶は鮮明となり 大切な思い出の一部となることでしょう。そんな退職祝いのメッセージをカタチに残してプレゼントしてくださいね。