退職時だからこそ作れる人脈がある
人脈こそ社会人としての武器
最近は社会人となってもスキルアップのためにスマホの動画や講習会などで勉強しつづけなくてはならない時代になりました。小さい頃からゲームを使いこなし、SNS全盛期のなかで学生時代を過ごした人にとっては、スマホや料理もメイクも語学だって教えてくれる優れもの。スキルアップのためのツールとしては最高ですよね。
人材サービス会社が実施した労働者意識調査によると日本人の83%の人が「時代に遅れをとらないためにスキルアップが必要」と回答しているそうです。たしかに勉強をし続けることは大切です。でも、学校時代を振り返ると勉強ができた人が人気ものであるという可能性は一握り。同じスキルアップの土俵で戦うには大変な努力が要りそうです。
でも、勉強もスポーツも特別にできなくとも、それなりにみんなと仲良く過ごせることの能力の方が社会人にとっては必要な時もあります。友達が多い人というのはどんな場所にいても人気ものになります。自分が勉強やスポーツが特別にできなくとも、勉強ができる友達やスポーツのできる友達をたくさん持っていた方が人生は豊かになるはずです。
これは会社に入っても同じこと。同じ部署の人とだけ仲良くなるのではなく、同期のメンバーとも仲がいいし、財務や営業といった自分とは違う他の部署の人とも仲良くできるというのは一つの才能です。それは社外でも同じことで それをコミュニケーション能力が高いと評されることもあります。この能力こそが社会人として一番最強の武器ではないでしょうか。
「縁」は自分でつくるもの
そんなコミュニケーション能力を使って人脈を広げると自分自身も仕事がしやすくなります。営業や研究職なら特にそうでしょう。もちろん、相手の話が理解できる程度のスキルがあらゆる分野で必要ではあるので、単に八方美人でないところがコミュニケーション能力の高い人です。
学生時代の部活動の主将やキャプテンでも単にその運動能力が高いだけではなれませんよね。そこには後輩を思いやるやさしさや、先輩を気遣う配慮も備わった人がそのチームを引っ張る人になります。映画監督といった仕事もそういった出演者や制作スタッフを労わる気持ちをもてる人がなる仕事です。
そうやって自分自身の足で稼いだ人の「縁」は一生の財産です。それは自分が困ったときや相談したいときに頼れる仲間を増やして行くことになります。会社関係の特に取引先の方とは利害関係で付き合ってきたこともあるでしょう。そしてそのお互いの利害が「縁」を結んでいるときもあります。
だからこそ、その会社という利害が外れた退職の時にこそ、プレゼントを贈ってその縁が切れないようにすることが大切なのです。特別ななにかでなくとも、今までお世話になった「感謝」の気持ちさえ伝えれば、それだけで人はそのことを忘れないものです。
感謝の気持ちこそなにより大切。
だれかがなにかをしてくれたから「ありがとう」というのは、子供地味ていて、たとえば清掃会社の人が自分の会社を掃除してくれたのは仕事だからではなく、清掃会社という存在があったからこそ掃除を頼むことができたことに感謝なのです。
よく使われる言葉に「おかげさまで」という言葉がありますよね。「おかげさまで健康に過ごすことができました」「おかげさまで無事に仕事を終えることができました」伝えられた方はなにかをしたわけではなく、ただそこに居ただけであったととしても その存在に感謝する気持ちがとても大切だと思うのです。
利害関係がなくなるときこそ、今までお世話になった気持ちを感謝という言葉を贈ってみませんか。
感謝の気持ちを伝える記念品
一般的には花束がよく使われますよね。でも、社内や身内でないからこそ なにかしらカタチに残る記念品がよいと思うのです。ある意味、ずっと残る名刺のようなもの。だからこそ、名入れの記念品を退職記念品にお薦めするのです。いくつか退職記念品の名入れポイントをまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
取引先の方への退職記念品は個人的に贈る
先方の会社名や自分の会社名は入れない
役職名や肩書もいれない
感謝の気持ちを表す言葉をタイトルに。
いかがでしたでしょうか。2番目の会社名を入れないとしましたが、仮に先方が退職されてもまだ御社と縁がある、もしくは今後も引き続き縁を結んでいたい場合は、前述したように名刺代わりにもなるように会社名をいれることをお薦めします。あくまでケースバイケースなので参考程度にしてくださいね。
そしてこの次にあなたが再びこのサイトを訪れてくださるときは、多くの縁に結ばれたあなたがより多くの人との縁を結ぶために再訪していただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立ち、あの時の退職記念品をいまでも大切にしているとおっしゃっていただけるような退職記念品が贈れますますよう心よりお祈りしております。