これからも続くふたりの結婚生活のために
結婚記念品をプレゼントする意味
結婚生活30年といえば、お互いが忙しく仕事をしたり子育てした時期も過ぎて、二人で向き合う時間が長くなった頃。いままでの会話といえば、仕事の話しや子育てのことがほとんどだったでしょうが、それよりもお互いがいまなにを感じているかを話す時間も長くなったのではないでしょうか。
いまや結婚50周年の金婚式や60周年のダイヤモンド婚式も多くみられるようになりました。それは、お互いが健康で長寿を迎えることができたという証でもあるかと思うのです。でも、金婚式までもあと20年ある真珠婚式。この時期をどうやって過ごすかがこのあと続く結婚生活の礎になると思うのです。
ちょうど、夫や妻がそれぞれ退職を迎えて熟年離婚の危機もあり得るこの時期だからこそ、いままでのライフスタイルをみなおして、二人で新しいスタイルを作りあげるとき。それまでの人生は仕事や子育てでお互いのことを心配するより、家族全体で二人の関係もみてきたと思います。でも、真珠婚式をきっかけに夫婦の関係をじっくりみなおして共にこれからも歩む気持ちを確かめあうよいチャンスだと思うのです。
夫から妻へプレゼントを贈る意味
長年の結婚生活には楽しいこともあれば、不満もあったでしょう。でも、それをお互いが口にだしていう時間もなったほど、忙しい日々だったのではないでしょうか。
子供がいる家族にしろ、子供がいない家族にしろ、結局のところ子供が独立すれば夫婦二人だけの生活になるわけです。お互いが感謝しあい、支え合うことを確認することがなによりも大切。せっかくここまで二人で築いてきた家族なのですから、それをより良いものにするためにも「よりよいものにしていこうと思っている」という気持ちを伝えることが一番大切だと思うのです。
私の両親もすでに金婚式を迎えましたが、子供の立場からすればすでに結婚して家を出たあとの実家の様子というのは年に数度しか見ることがありません。家族といえども他人のような視点で見ることも多々ありました。でも、お互いがそれぞれの生活を認め合い、そのライフスタイルを尊重するからこそずっと両親の結婚生活は続いたのだなあと感じることが多くありました。
女性というのはプロポーズも同じですが、男性からの提案を待つものが多いものです。マイホーム購入にしろ、決定権は妻であっても提案は夫から、ということがあるのではないでしょうか。だからこそ、これからも二人で「よりよいものにしていこう」という提案も結婚記念日のプレゼントという形で、夫から妻へ提案してもらえたらとても女性は嬉しいと思うのです。
絆を確認するプレゼント
結婚生活というのは普段は単調な日々の繰り返しでしょう。子供の進学や就職・結婚、それ以外にお互いの両親の健康や親戚付き合いなどを除けば、お互いが健康で仕事も充実していれば、二人のライフスタイルを見つめ直すことなど必要ないかもしれません。
でも、結婚30周年を迎える年齢になると、毎年の人間ドックの結果も年を追うごとに不安があったり、また定年退職の年齢が近づくとその後のライフスタイルを真剣に考える時期。在職中は、仕事や仕事仲間との遊びに追われ、そんなことを考える時間なかったかもしれません。
でも、実際に「あと、2年で退職かあ〜」なんて具体的な数字が見え始めると不安に感じるのも事実です。そして、その後の生活を一人で設計するより、やはり妻と一緒に設計したいもの。そのための時間は長ければ長いほど、良いと思いませんか。
女性はとかく、そういった先々のことを不安に感じたり、心配したりするものです。「夫は退職したらどうするのかしら」。そんな心配を本人には問えず、友人や新聞のコラムで相談したりと、女性の立場からすれば、母親に近い気持ちかもしれません。そんなとき、本人から「いろいろと考えているから心配しないで」の一言はとても安心するのです。そんな言葉を伝えるタイミングとして真珠婚式祝いのプレゼントは一番よいタイミングなのではないでしょうか。
真珠婚祝いに贈るプレゼント
真珠婚祝いとえば、その名前のとおり真珠を贈られることも多いでしょう。パールのネックレスに、パールのカフスボタンなど、フォーマルシーンの必需品ですね。
もちろん、そういった名前にちなんだ真珠婚式のプレゼントもお互いの記念になりいいでしょう。でも、せっかくなので、結婚30周年と名をいれたプレゼントを贈ってみませんか。世代的に、お互いの名前を呼びあうよりも「お父さん・お母さん」で呼び合うことが多かったり、少し下の世代のような友達カップルとも違う世代。
だからこそ、お互いの名前の入った結婚記念日プレゼントは新鮮だと思うのです。そんな二人のための真珠婚式の記念品に名入れするときのポイントをまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
夫婦で贈る場合、お互いの名前は絶対必要ではない
真珠婚という呼び名より結婚30周年が分かりやすい
お互いの名前を入れる場合でも & で結ぶ必要はない
いままでありがとう、これからもよろしくの想いを伝える
いかがでしたでしょうか。この世代になると自分が欲しいものは自分で購入することができます。でも、そうだからこそ、自分の名前をいれた品物を購入することはないでしょう。そんなとき、結婚記念日という節目に自分の名前の入ったプレゼントを贈られたなら、とても嬉しいと思うのです。
そしてこの次にあなたが再びこのサイトを訪れてくださるときは、無事に真珠婚式を終えられ、おふたり仲良く20年後に金婚式のお祝いを探しに再訪していただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立ち、あの時の「これからも仲良く」の一言が嬉しかったと後々思い返せるようなプレゼント が贈れますよう心よりお祈りしております。