永遠の幸せとは
幸せとは、他人の価値観を認めること
最近は結婚しない人が増えてきたようです。一人の方が束縛されず自由に暮らせるし、一人で行動することも苦にならない、と理由はさまざまのようです。そしてなにより、一人の方が経済的に不安定であろうが、安定していようが、余分になにかを背負い込まずにすむ、という点も挙げられています。
確かに誰かに迷惑をかけたり、頼ったりするのは そういった自分自身もイヤですよね。でも、自分が嫌いな食べ物が他人がみんな嫌いかというとそうではなく、ピーマンが嫌いな人もいれば、大好物の人もいます。要するに、価値観は人それぞれなのです。その価値観の違いに人は救われます。
自分自身が病気になって苦しんでいるときも、楽天的な見方で「のんびり過ごせばいい」と自分にはない考えでアドバイスされることで心が救わることもあります。逆にそういった自分との考え方の違いを受け入れられない人にすれば、その一言さえも苦痛になります。でも、世の中はみんな自分と同じ価値観ではないのです。多くの価値観を受け入れることができる人ほど安定した心を持ち、幸せになれるのではないでしょうか。
同じ価値観のなかでの心地よさ
「笑いのツボが一緒」というのは、ある意味価値観が似ているということの表れかもしれません。育った環境が価値観を作り上げます。いつも和食しか食卓に並ばない家庭で育った人が、イタリアンばかりしかでてこない食卓は、最初は新鮮かもしれませんが次第に息苦しさを感じるようになるかもしれません。でも、和食とイタリアンが半分ずつでてくる食卓になれば、お互いの価値観を共有できたといえるでしょう。
そんな価値観の違いは誰にだってあります。その違いのなかですり合わせる努力や能力を養うのが結婚生活なのかもしれませんね。そして、新たな自分たちの価値観を作り上げて行くことこそ、人生の醍醐味といえるでしょう。
なので、「この人のアドバイスなら素直に受け入れられる」と思う人が現れたなら それがあなたの赤い糸の相手なのです。誰からでのアドバイスなど人は受け入れることはできません。何かしらの尊敬するべきところや魅力的なところ、自分と似ているところ、まったく違っているところなどひっくるめて相手を決めるのです。
いろんな価値観を楽しんだほうが、人生たのしい
人は一生同じ価値観で生きて行くことはできません。年齢や環境で否応なしに自分の価値観を変化させて行かざるえないものです。ランニングが好きだといっても、以前はいくら走っても疲れなかった身体が 翌日には筋肉痛を起こすようになり、ケガをして走れなくなることもあります。
そういった時に、走ることよりも別のスポーツを楽しむことが走ることに固執するより、はるかに精神的に楽でしょう。また、以前よりペースを落として走り続けることも自分の心にストレスなくランニングを楽しむことができるのです。
結婚はそんな日々の変化を見出してアドバイスしてくれる相手と暮らして行くことです。自分のことは自分自身ではよくわからないものです。鏡に映った自分しか見ることができないのです。結婚してパートナーとともに築く暮らしは、楽しい時もあれば、大変な時もあるでしょう。でも、一人より二人の方が ものの見方は2倍になり人生を2倍楽しめるというものなのです。
結婚して一年目はなにかと波乱が多いものです。2年目、3年目は生活のリズムが整ってきたり、家族が増えたりで自分たちの価値観どころではないカップルも多いでしょう。ですが、なにごともスタートアップが大切。幸せな生活を末永く続けるためにも結婚記念日のお祝いは1年目から忘れずに。できれば、外食や旅行だけでなく、なにかしらカタチに残るものを残しておきたいですね。そんなお薦めのペアのワイングラスに刻印するポイントは
タイトルは Sweets are forever など 永遠の幸せを意味する言葉。
いかがでしたか。結婚記念日のお祝いは年月が経つにつれ簡素化されて行き、10年、15年と節目単位になるかもしれません。お互いの誕生日やクリスマス、子供の誕生日など記念日も増え、祝うことさえ煩わしく思うこともあるでしょう。でもそれはお互いがそう思っているのであればいいのです。どちらかが祝いたいけど祝わないや、祝わないけど祝いたいなど思いの違いがすれ違うと大変なことに。そうなる前に結婚記念日はお互いの言いたいことをはっきり伝えようぐらいの気持ちで挑みましょう。感謝の気持ちを伝えるのは結婚30年位過ぎてからで上等なのです。