つぼみが膨らみ花咲く前に
いつかは卒業するということ。
どんなに楽しい時間も終わりがあります。お祭りや大切な人とのデートの時間も終われば一人静かな気持ちでその楽しかった時間を思い返す時間が待っていることでしょう。
生まれてからお母さんの腕の中で平穏に育ち、そこから保育園や小学校・中学校、そして高校・大学とほとんどの人が多くの同じ世代の人たちに囲まれ学校生活を送ります。でも、そこから一度社会に出ると世代も価値観も、まったく環境の違った育ち方をした人たちとも接していかなければなりません。
その大変さは実際に社会に飛び込んでみて初めて理解できることも多いでしょう。なぜなら、想像の範囲をこえる世界が社会では待っているからです。
新しい世界で待っている仲間たち
学生時代はクラスや部活など気の合う仲間が集まりやすい環境でした。そうやってできた仲間は一生の友となることも多いです。逆にそうった環境に馴染めなかった人には学校はとてもしんどい場所だったかもしれませんね。
でも、そんな学校という仲間作りのベースとなるような場所はいつか卒業して行かなくてはなりません。そしてよりもっとコアな仲間作りがが卒業とともに始まるのです。そこで待っている仲間はどんな仲間たちでしょうか。それは、職場の仲間かもしれないし、趣味や習い事の仲間、またはインターネット上で知り合う仲間かもしれませんね。
いまの仲間がいるから新しい仲間が作れる
「友達が一人もいない」という人がいるかもしれません。それはきっと友達の敷居を高く設定しているからだと思います。その敷居と少し下げれば、友達はたくさんできるはずです。でも実社会にでると、本当に「友達が一人もいない」という話は笑い話にならないほど多いです。それほど環境の違った人たちと友達になっていくのは大変なことなのです。
この春にあなたが学校を卒業するなら、気の合った仲間たちとより深く絆を結びませんか。「親友というほどじゃないけど。」と思っている友達でも社会にでたとたん、その友人が本当に無二の親友になるかもしれませんよ。親友とはお互いが信頼しあい育て上げて行くものです。まだ親友に出会った頃は親友だとわからないことも多いのです。
どんな楽しい時間も終わりがあり、その第一ステージが学校という環境かもしれません。社会にでると辞めることも、逆に始めることも簡単になる分 いろんな責任が伴います。学校は辞めることも入ることもメンドウな分、責任も軽く守られているのです。友達だって学校に行けば とりあえず会うことはできます。でも卒業するとどこかに出かけなければ人との繋がりは築けないのです。
そういった繋がりをメンドウと思う人もいるかもしれません。でも自分と全く違った人と知り合い、深くつながることはメンドウを超えて楽しい人生の始まりです。そんな人にしかできない、これから多くの人と出会おうとしているあなたへ。まずはいま一番近くにいる友達と絆を結びませんか。