結婚生活50年を迎えた両親へ
金婚式のお祝いの席を設けること
金婚式といえば夫婦生活50周年のお祝いです。ご夫婦揃って50年を迎えられるのはなんともおめでたいことですね。もちろんその間にはさまざまな苦労や困難もあったことでしょう。ですが、お二人の笑顔をみればそんなことさえ察することができない、そんな熟年のご夫婦が多いように思います。
50年前の結婚事情は今と少し違っているかもしれません。当時はお見合いが多く恋愛結婚は少数派だったのでは?それでも、当時に恋愛結婚をされたお二人はいまでも仲良しなのではないでしょうか。
もしかしたら、金婚式の日付は知っていてもそんな金婚式を迎えるご夫婦の馴れ初めは知らないかもしれないのが現実かもしれませんね。そんな普段なら聞きづらい話も金婚式というお祝いの席だからこそ伺い知ることができるお話。ぜひ、そんなお祝いの席を設けてはいかがでしょう。
陰日向なくの応援に。
金婚式を迎えられるご夫婦は70歳台の方々がほとんど。そのような人生の達人に接するときに感じることは、人との距離間をほどよく保つ心得があるということ。実の両親や夫、妻の両親と、遠すぎず近すぎずの関係を築いていられるのはそういった年長者の配慮があるからではないでしょうか。
若い時は、たとえば自分たちが結婚したての頃や孫が生まれた頃には、両親といえどもお互いのライフスタイルがぶつかったりしたものですが、ご両親も70歳台、それを祝う自分たちも40歳台となるとそういったぶつかり合いも少なくなるのでは。
その分、金婚式を迎えられたご両親や父母からの見守ってくれる力を感じることも多いのではないでしょうか。私も義理の父母には、自分の子供が幼いときには意見が対立したこともありましたが、今思うと自分たちのことを思ってくれていたのだなあとつくづく感謝の念を抱くものです。
年月を重ねてきたからこその関係
最近では役場や商工会、ボランティアといった団体からも金婚式のお祝いを祝う記念品が届くことがあるのではないでしょうか。実の親子だからこそそういったお祝いに疎いときもありますよね。
また、親子だからこそ敢えて口にして感謝の言葉を述べたり、両親に「おめでとう」なんて恥ずかしくてという想いもあるのではないでしょうか。でも、実際はご両親にとても心から感謝していると思うのです。金婚式は一年に一度の行事ではなく、一生に一度のことです。ぜひこの機会を逃さずに感謝の思いを伝えてみませんか。
金婚式を迎えるご両親にしろ、贈る側にしろお互いが重ねてきた年月はとても貴重なものです。金婚式は一つの通過点でしかないにしろ、喜び事は嬉しいもの。普段の感謝の想いを言葉にして贈ってみましょう。
感謝の想いを言葉にすること
日本語で感謝を伝えるのって難しいですよね。たとえば、面と向かって日頃から感謝をしている人に「いつも感謝しています」と会話で伝えても仲が良ければ良いほど、「ああそう」みたいは感じになってしまいそう。
「いつもありがとう」と伝えるのも、なにかしらの事柄に対して「ありがとう」と云われているようでピンとこないかもしれませんね。だからこそ言葉に一度置き換えてプレゼントするのが一番いいと思うのです。
ご年配者だからこそ、敢えての日本語でのメッセージがよいかもしれませんね。いくつか例文をまとめましたので参考にしていただけると幸いです。
いつも若々しくステキなお二人へ、私たちも見習いたいと思います。
お二人の道のりのあとを私たちもたどって いけたら、と願っております。
末ながくお元気でお暮らしください。
お互いにしっかりと支え合ってきた お二人に乾杯!
これからもお元気でお祝いを重ねてくださいね。
毎日が幸せいっぱい。いつまでも愛する人を 大切になさってください。
どうぞいつまでもご夫婦仲良くお元気で。
いかがでしたでしょうか。もちろん、上記の和文の前に「祝 金婚式 〇〇 & 〇〇」とタイトルとお名前も入れてくださいね。そして文面最後に、今年の日付と結婚記念日、お贈りされた方の名前(たとえば家族一同など)をお付けすることをお薦めします。やはり親族からのプレゼントは嬉しいものです。また家族一同という響きには孫やひ孫、まだ見ぬ子孫の陰さえも伺えれて嬉しいのではないでしょうか。
そしてこの次にあなたが再びこのサイトを訪れてくださるときは、無事金婚式を終えられたお二人が健やかに過ごされれ、米寿のお祝いをご家族で祝うときのお祝いを探しに再訪していただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立ち、あの時の金婚式の贈り物が一番うれしかったと喜ばれるようなプレゼントが が贈れますよう心よりお祈りしております。