米寿祝いができる幸せ
平均寿命が延びたとはいえ。
日本人の平均寿命は女性が87歳前後、男性が80歳前後だとか。男女平均で84歳。それから考えると、家族で米寿のお祝いを迎えることができるのはなんと幸せなことでしょう。
なにごともアベレージを超えることは大変な事。ましてやお祝いをできる環境にあるということは、ご本人はもとよりご家族としての在り方も素晴らしいということ。世の中には米寿のお祝いを迎えるつもりでいても、迎えられなかった方も多くいます。
私の義父も亡くなる前日まで 病気の兆候一つ見えず元気そのもので畑仕事をしていましたが、翌朝には帰らぬ人となっていました。他人から考えれば大往生の年齢でしたが、家族にすれば、「あれもしとけばよかった、これもすればよかった」と後悔ばかりが残るものです。
米寿のお祝いは子供や孫・ひ孫も集まれるよい機会。せっかくの長寿のお祝いですから、家族みんなでお祝いしたいものですね。
末広がりの八並び
米寿は米という文字を分解すると八十八となり、末広がりの八が並ぶことで縁起のいいお祝いだといわれています。その2年後の90歳のお祝いを卒寿といいますが、これは卒という文字が九と十から成っていることからきているとか。
日本人になじみが深いお米も想像できる米寿のお祝い、90歳の卒寿まであと2年だからと考えずに、米寿のお祝いをしたいものですね。もちろん、ご家族が離れて暮らしている場合はそう簡単に集まれるものではないでしょう。ご家族もそれぞれ独立した家庭があるならなおさらのこと。ですが、お正月やお盆などの帰省時に合わせてお祝いしてもよいのではないでしょうか。
ただ、その折りには美味しい食事などはすでに年末・年始など用意されているので、別に米寿のお祝いのプレゼントをご用意することをお薦めします。また、他のご家族一緒の帰省の都合がつかないときも家族一同と記した名入れのお祝いなどをご用意してプレゼントすれば、家族みんなからの気持ちが伝わるのではないでしょうか。
その笑顔が誰かと似ている
ご家族同士のお祝いの席がにぎわうのが、家族のだれかが似ているということ。初めて会った遠い親戚のおじさんと自分の後ろ姿が似ていたり、若い時は似ているとさえ思わなかった親と自分の顔が似てきたり、また自分のなにかの仕草がおじいちゃんやおばあちゃんと似ていたり。
それは友人同士や会社同士の関係では見つからない血の繋がりの不思議。またそれは外見だけでなく、行動にも現れたりするものです。クシャミの仕方が同じだったり、嫌いな食べ物が同じだったり。
そんなエピソードを一番知っているのはお祝いの主役であるおじいちゃん・おばあちゃん。初めて聞く話もあり、また何度も聞かされる話もあり、でもそれは家族だからの楽しいエピソード。そんな会話の場を作れるのも米寿祝いというお祝いの席があるからではないでしょうか。
米寿祝いにちなんだ贈り物
家族皆が揃わない場合でも 米寿のお祝いのプレゼントを一つにまとめることでその気持ちを伝えることができると思うのです。日々忙しい暮らしのなかでそういったプレゼント探しは大変かもしれません。ですが、毎年のお誕生日と違った米寿のお祝いには、カタチに残る名入れプレゼントを贈ってみませんか。米寿祝いで多い感謝の気持ちをこめた名入れメッセージをまとめましたので 参考にして頂ければ幸いです。
祝 米寿 名前 日付 一番多い名入れパターンです。
Thank you as always(いつもありがとう)米寿に続けても大丈夫
To the best Grandpa(Grandma)最高のおじいちゃん(おばあちゃん)へ
Love and gratitude! (愛と感謝をこめて!)
Thanks for cherishing me (大切にしてくれてありがとう)
いかがでしたでしょうか。米寿のお祝いの一つ手前は80歳の傘寿のお祝いとなります。80歳といえば最近ではまだ若々しいイメージが強いですよね。でもその後の8年の間の歳月は、体力的に厳しくなる時といえます。卒寿(90歳)を待たずして、米寿祝いをご家族全員でお祝いしてくださいね。
そしてこの次にあなたが再びこのサイトを訪れてくださるときは、米寿を無事迎えられてから12年後の百寿のお祝いを探しに再訪していただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立ち、あの時の家族みんなの贈り物はとても嬉しかったよと喜ばれるような米寿祝いのプレゼント が贈れますよう心よりお祈りしております。