名入れの喜寿祝いが伝える想い
喜寿祝いを贈る意味
喜寿といえば77歳のお祝い。七七にちなんだのとラッキーセブンも重なって、長寿祝いのなかでも還暦祝いについでポピュラーな長寿の誕生日祝いではないでしょうか。還暦祝いといえば、どちらかというと退職祝いも兼ねたお祝いとなることも多く、長寿祝いとしては程遠いイメージがありますよね。
でも、喜寿の77歳のお祝いとなると本格的な長寿を願うお祝いといっても過言ではないでしょう。そんなお祝いはたとえお誕生日を前後したとしてもお祝いしたいものですよね。今年は2018年なので、満年齢が76歳となる1942年生まれ、昭和17年生まれのウシ年の方が喜寿となります。
よく77歳になってから喜寿祝いを贈る方がいらっしゃいますが、私はそれはそれで良いと思うのです。満年齢はつい忘れてしまいがちですし、成人式などでは学年単位であったりしたわけですから、そういった1年の誤差よりもこれからの健康と幸せを願う気持ちを伝えることが一番大切だと思うのです。
近くに住んでいても遠い距離
77歳を迎える親御さんや御親戚の方の喜寿祝い。誰しも健康と幸せを願うものですよね。でも、実際は遠く離れて住んでいたり、たとえ近くに住んでいても生活時間が合わなかったりでお祝いのタイミングを逃してしまうこともあるのではないでしょうか。
私も実の父母が喜寿の祝いを迎えたときは お祝いをしよう、しようと思ってもだんだんと後回しになり お祝いをしたのはその年のお正月でした。同じ県内に住んでいてもお祝いのために平日の誕生日に実家に戻るのも仕事の都合があり難しく、その前後の週末にしようと思いながらも調整が合わず。それで結局年末年始の挨拶の時になってしまう始末。
喜寿祝いのお祝い品だけはすでに誕生日前に用意したいたのですが、それを用意した時点で贈ったキモチになっていました。後から考えれば、宅配で贈っておけばよかったなと思ったのですが、同じ県内に住んでいるという安心感からの大失態でした。
でも、いま思えばたとえ遅れても喜寿祝いを贈ってよかったなと思っています。毎年、年末年始に実家に行くたびにその喜寿祝いの品(名入れのグラスなのですが)それが食卓にでてきて、「次は傘寿(80歳)のお祝いを」と笑いながら言われることが恒例行事となり、それもまた楽しい会話だったりしておもしろいものですよ。
カタチに残る喜寿のお祝い
喜寿のお祝いといえば、喜寿のお祝いカラーに合わせて紫のちゃんちゃんこやフラワーアレンジメントなどをおくる方も多いのではないでしょうか。私も義母の喜寿祝いには紫のバラを贈ってお祝いをしました。
でも、あとから考えると実母に贈ったようにカタチに残るお祝いをしておけばよかったなあと思う時があります。それは、贈るタイミングを逃してしまった実母へのプレゼントは名入れグラスで、それを事あるごとに使ってくれるのは嬉しいものです。
義母に贈ったフラワーアレンジメントも喜んでもらえたのですが、やはり花が枯れてしまうとそれまでですよね。ちょっとそれは寂しいかなと。手軽に出し入れができて、使い勝手がいいようなお祝いが一番よいのではないでしょうか。もちろん、美味しいお食事に花束、そしてカタチに残るお祝いまで揃えれればよいのでしょうが、もし一つだけをお薦めするなら やはりカタチに残るお祝いだと思います。
喜寿祝いに名入れするメッセージについて
そんな名入れの喜寿祝いに名入れする言葉をいくつか選んでみました。名入れするアイテムはなんでもよいと思うのです。ただ、あまり幼稚なものだと幼いギフトになってしますので、その点だけ注意してくだいさいね。
祝 喜寿 と、和文でキリと仕上げる
Happy 77th Birthday. (77歳のお誕生日おめでとう)
Life starts now.(人生これから)
Birthday greetings 77 years old.(77歳のお祝いに)
Best wishes for your 77th birthday! With love and gratitude.(喜寿おめでとう!)
いかがでしたでしょうか。喜寿のお祝いの次は3年後の傘寿のお祝いと続きます。両方とも名入れのお祝いをする必要はないと思いますが、どちらに名入れのお祝いをするのは記念になってよいと思いますよ。あと、実母・義母とお祝いの品を同様のものに揃えておけばよかったと思うのは私個人の反省ですが・・・
そしてこの次にあなたが再びこのサイトを訪れてくださるときは、無事喜寿のお祝いを済まされたお母さまの、その約10年後の米寿のお祝いを探しに再訪していただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立ち、あの時の喜寿のお祝いは嬉しかったよと喜ばれるようなプレゼント が贈れますよう心よりお祈りしております。