これからも健在であることを願って
両親の誕生日を祝った記憶
子供の頃、親と一緒に住んでいた頃は自分の誕生日を親が祝ってくれ、また親の誕生日を自分が祝ったという記憶が誰しも少なからずあるはずです。
ですが、いったん親元を離れ 社会人となり自分自身の家族を持つと親の誕生日を祝うという意識は薄くなるのではないでしょうか。「父の日」や「母の日」は祝日ということもあり、花を贈ったりして感謝の気持ちを伝えることは多いでしょう。
でも 親の誕生日が平日で 離れて暮らしているとついつい連絡も途切れがち。それでも親から「誕生日だよ」と連絡してくることはないでしょう。それは親自身もそうであったり、子供の頃 自分の誕生日を祝ってくれた記憶だけで十分と思うからかもしれません。
古希をきっかけに会う回数を増やそう
もし、自分自身が誕生日を誰かに祝ってほしいと思うなら まず自分以外の誰からか始めねばなりません。でも、自分自身に家族ができると妻や夫から、そして子供からも祝われ、そういった想いはなくなって行くでしょう。
でも、70代になったご両親はすでに子供たちは独立し、夫や妻とも一緒に暮らしていなかったりするかもしれません。60代まではまだまだ元気な身体も70代の古希の誕生日を迎える頃には節々に衰えがでたりします。
そんな親の姿を目の当たりにするのは子供にとって勇気のいることです。なので、ますます足が遠のく気持ちが募りますが、会う間隔が空くほど、その衰えが分かりやすくなるもの。今まで年末、年始や「父の日」「母の日」だけだった連絡を70歳古希の誕生日を親が迎えたなら、一年に一回 連絡をとる機会を増やしてみませんか。
大切な人の望みを知るために
誰しも人はこの世を旅立っていきます。そうした際に、大切だった人はどのように見送って欲しかったか、正確に把握できている人は少ないでしょう。だからこそ、人は哀しみに暮れます。
人生100年時代、そういった瞬間は自分の親にかぎって遠い先のことのように思うかもしれません。ですが、70代に迎える古希は「古代稀」から名付けらえたように、人生の節目。大切な人の衰えと正面から向き合うきっかけに古希祝いを贈ってみませんか。
健康は年齢を問わず大切です。60代までは自分の体力や知力に自信があり、また衰えを感じたとしても回復できると信じています。でも古希を迎える70代はそういった衰えに逆らうことに疲れてきたりもしています。そんな時、あなたが贈ったグラスでもう一度、衰えに逆らう気力を養ってもらえたら、とても嬉しいことですね。そんな名入れグラスへの刻印ポイントは
タイトルは古希という文字より70th Anniversaryで。
いかがでしたか。以前は、法事や結婚式など親戚が集まることも多く、年老いた両親も兄弟姉妹と会うきっかけも多くありました。いまでは法事を執り行わない人も多く、結婚式も人数を限って行うようになり、親族が集まる機会はめっきり減りました。親族と呼べるのは親子関係だけというのが最近の実情。だからこそ、密な関係を古希の祝いをきっかけに結んで行けたらいいですね。