おじいちゃんになった父に
祖父になった記念に贈ろう
還暦祝いは二十歳の成人式から数えて40年目にようやく迎えるライフイベントの誕生日です。60才は仕事や家族もようやく一段落した年齢。新たに、父から祖父になったという人も多い世代ではないでしょうか。
祖父と聞けば、年寄り臭く感じるかもしれませんが、当の本人はきっと嬉しいはず。誰でもが祖父になれるわけではありません。心の中では祖父になったことを誇らしく思っていることでしょう。そんな父から祖父になったお父さんに還暦祝いを贈りませんか。きっと喜んでくれるはずですよ。
大人になった自分を誇らしく感じよう
特に還暦祝いに合わせなくとも、お父さんの誕生日や敬老の日、クリスマス・お正月など家族の集まる日に普段の感謝の気持ちを込めて記念品を贈ればいいと思うのです。ただ、孫が生まれたからすぐに記念品をというのも何かしら可笑しなもの。その可笑しさは、自分を育てた厳格な父親と優しい祖父のギャップにあるからです。
子供の立場からすれば、あれだけ厳しかった父が孫のことになると優しい顔になり、孫と同じ目線で遊ぶ姿にちょっと寂しく感じることもあるでしょう。また、それをお「老い」と感じることもあるでしょう。ですが、祖父となった本人は「子供を教育する」という重圧から解放されて、ただただ「可愛い」という存在の孫を心から愛おしく感じての優しい顔。「老い」というより父親本来の姿と受け止め、その分 父親になった自分を大人になったと感じたいものですね。
楽しみのタネを今から蒔く
子供の頃に受けた厳しい躾や教育は、深く自分の心に刻まれ、折につけ心をさいなませます。でも、自分が親になったとき、親もまた未熟だったことに初めて気づくのです。
学校に行くまでは親は絶対的存在です。自分を守り、世話をしてくれる必要不可欠な存在です。だからこそ、自分が成長したとしても親には絶対的存在で在って欲しいと、心のどこかで願っています。でも、孫が生まれたことで、その自分が今まで描いてきた親の存在感が大きく変わることがあるのです。
それをさびしくもあり、認めたくない気持ちもどこかしらにあるでしょう。ですが、親となった自分も自分の親と同じ道を辿るのです。あなたが今、親に感謝の気持ちを伝えるなら、その2-30年後には同じように子供から感謝の気持ちを伝えられるでしょう。2-30年なんて、あっという間ですよ。そんな楽しみのタネを今から蒔いておきましょう。
最近は、出産数が減っているので「祖父」になれる人も減ってきました。少し前は、親なら当たり前に「祖父」になれていたのに、今では「祖父」になれることが人生の誇りともいえるでしょう。それは当の当事者が一番感じていること。だからこそ、誰かに自慢できるような記念品を贈って大いに喜んでもらいましょう。それも一つの親孝行のカタチなのですから。そんな記念品に刻印するポイントは
タイトルは 60th Anniversary や Special Thanksなど。
今年の敬老の日は9月19日です。三連休ということもあり、帰省しやすいのでないでしょうか。もちろん、そんな記念品はお父さんの誕生日や父の日、年末・年始、いつお渡ししてもいいのです。ですが、孫が生まれてからしばらく経つとそういった感動も徐々に薄れるもの。感動は熱いうちにカタチにする方がもらった人の喜びもひとしおです。秋の行楽の季節、久しぶりに実家に帰省しませんか。