第二の人生の始まりに

家族で祝うことの素晴らしさ

還暦祝いは60才（干支が一回りした）のお誕生日祝いです。二十歳の成人式のお祝い以来のお誕生日祝い。家族みんなでお祝いしたいものですね。

最近の60才は元気になりました。敬老という言葉や介護、シニアといったキーワードもまだ縁遠い年代。だからこそ、60才の誕生日は家族みんなで集まって賑やかにお祝いしたいものですね。60才の還暦祝いの次は70才の古希のお祝いが誕生日祝いとなります。この10年でいかに70才を迎えるか、60才の誕生日はそれを計画するよい機会。家族はそれを応援できる体制を整えたいものですね。

コミュニケーションこそが最大のプレゼント

ひと昔前は赤いちゃんちゃんこで還暦をお祝いしました。いまは赤いゴルフウエアや赤いヨガウエア、赤いエプロンなど、普段の趣味で使えそうな赤いものをプレゼントするのが流行っているようです。

赤いウエアを着て、家族からのお祝いをアピールできる60才は本当に幸せです。お祝いをしてくれる家族、気兼ねなしにアピールできる仲間、そんな60才に誰だって憧れるのではないでしょうか。

なによりも家族が普段の趣味を知っていてくれることが本人にとっても嬉しいのでは。そんな親密なコミュニケーションがとれる家族でありたいものですね。

60才は身体の変わり目だからこそ

60才の還暦は元気なだけにお祝いされる方も気恥ずかしさがあります。それほど還暦という言葉は年齢を感じさせる言葉だからです。でも、実際に60才を過ぎると身体は無理が効かなくなります。

無理をすることで、身体を壊し、今までの生活を続けれなくなれば自分自身や家族が望むクオリティーライフが低下してしまいます。そうならないためにも、家族がサポートしていることを伝えましょう。

還暦祝いにはそんな家族の存在をアピールすることも大切です。家族のためにも、自分自身のためにも、無理せず自分の人生を楽しんでほしいと伝えることで、この先70代、80代、90代とハッピーな人生が待っていると確信できるはずですよ。

晩酌がかかせない人に赤いグラスを

還暦に赤色を贈るというのは「赤ちゃんに返る」という意味もあるそうです。今一度、自分がやりたいことを見つめ直してトライする気持ちを奮い立たせるのが還暦祝い。そんな想いも一人で立ち向かうのには勇気がいること。お祝いをすることで、家族の存在をしっかりアピールしたいものですね。そんな還暦祝いに刻印するポイントは

タイトルは　60th Anniversary など。

いかがでしたか。自分自身が60才になることが想像できないなか、60才のお誕生日プレゼントを贈ることは、ちょっぴり難しく感じるかもしれません。ですが、それを難しく感じているだけで普段のコミュニケーション不足なのです。まずは、いま　何に興味を持っているか探ってみましょう。還暦祝いはそんな家族の関係をリセットする役目もあるのです。