3回目の成人式に。
還暦を機に何をしたいか問いかける
人生100年時代。還暦の六十歳は 通過点にすぎなくなりました。でも、二十歳の成人式から40年ぶりのお誕生日祝い。家族みんなでお祝いしたいものですね。
以前は退職祝いと還暦祝いは一緒に行われることが多くありました。でも、健康寿命が延びて60歳を過ぎても現役で仕事を続ける方が増えています。「退職祝いをすればいいだろう」と思っていたら、いつになることやら。還暦のお誕生日祝いは別に行いたいものですね。
還暦祝いは決して老齢期に入った意味ではありません。人生の節目をお祝いするお誕生日祝いです。現役社会人から、退く準備を始める年齢ともいえるでしょう。還暦祝いを機に、どんなことをしたいのか尋ねてみるにもよい機会ではないでしょうか。
意外な一面を知るチャンス
還暦祝いでなくともお正月やお盆などの家族の会話で「実は畑仕事をしたい」や「お店を始めたい」などお父さんがポロっとこぼすことはありませんか。子供からすれば、冗談か 夢なのか、テレビの見過ぎなのかわからないような内容でも、実は本気なのかも。
一定の年齢を過ぎると生まれ育った土地のものを美味しく感じるように、幼いときに望んでいた夢を追いかけたくなることがあります。「作家になりたい」や「武道を習いたい」など、そんな夢を追いかけるのに60歳はまだ十分体力も気力もある年齢。
お父さんがどんな夢を持っているか還暦祝いに話し合ってみてはいかがでしょうか。家族が知らない意外な一面に出会うかもしれませんよ。
夢を語るお祝いに
ずっと家族のために頑張ってきてくれたお父さん。還暦を超えてお父さんが歩む道は、いつかあなたが通る道。親は亡くなるまで子供の教師なのです。そんなお父さんが還暦を機に何を考えているか気になりませんか。。
家族だからこそ、相談や会話をしないことが多々あります。「言わなくとも分かっている」それが家族の在り方と思っている家族もたくさんいます。
でも、父の日やお父さんの誕生日、クリスマスやお正月と違い、還暦祝いは人生に一度きりです。次は10年後の古希祝いとなります。70歳からでは追えない夢もあるのです。還暦祝いは、そんなお父さんの夢を語ってもらうお祝いにしたいものですね。
夢という言葉は漠然としていますが、どこかに旅行に行きたいと思えば、そのために語学を習ったり、体力をつけるのも夢を叶える手段です。夢を一つクリアすれば、次の夢はでてくるものです。ですが、その最初の夢が見つからなければ、残りの人生 時間の消化のみになってしまうかもしれません。そんなことのないように還暦祝いはあるのです。そんな、還暦祝いのプレゼントへの刻印のポイントは
タイトルは 60th Anniversay など。
いかがでしたか。父親の還暦より、自分たち家族の子供や妻の誕生日が大切かもしれません。また、お父さんも還暦祝いなど望んでいないのかもしれません。ですが、「還暦」という言葉にはそれなりの重みがあり、なにかしら人を感慨深くさせるものです。「あかちゃんに戻って」なにかを始められるスタート地点。そんなお父さんのスタートにあなたも立ち会ってみませんか。