名入れが伝える想いとは
名入れギフトが還暦祝いに喜ばれる理由。
60才のお誕生日、還暦祝いといえば昔は長寿のお祝いのはじまりでした。ですが、それは70才の古希のお祝いを「古代稀なるお祝い」といっていたような時代の話。今や人生100年時代です。60歳は少し折り返したぐらいの年齢でしょうか。
ですが、 いままでの主婦や会社員時代から第二の人生が始まる大切な節目の年であることは今も昔も変わりません。ご家族や会社、趣味のグループなど なにかしらのご縁で60歳を迎えることを知ったならお祝いをしたいものですよね。
私は以前から 一生に一度のお祝いなら名入れギフトが一番喜ばれるプレゼントだと思っています。還暦といっても毎年迎えるお誕生日の延長線上と考えるなら、名入れギフトを贈るほどのこともないでしょう。ですが、二十歳の成人式のお祝いから数えて、40年ぶりの節目のお誕生日祝い。この40年を家族や会社、社会のために頑張ってきたからこそ、次の40年は自分のために輝いてほしいと願って贈っていただきたいのです。
もちろん、プレゼントはインテリアやアクセサリー、お花でもよいでしょうし、還暦のイメージカラーである「赤」に因んだものでもよいでしょう。でも、一番心に響くのは言葉です。どんな贈り物よりも「ありがとう」の一言で心救わる想いをしたことはありませんか。そんな言葉を、ぜひとも贈り物に刻んでほしいのです。
その人にだけ向けられた贈り物
日本人は文字の意味を察するのが得意です。逆に欧米人はそれほど得意ではありませんが、オーバーアクションでその差を埋めます。日本語は語彙数が多いので、微妙なニュアンスも言葉にして伝えることが多いです。たとえば英語の「ありがとう」は「Thank you」だけですが、日本語だと「アリガトウ」「ありがとう」「有難う」なんとなく文字のイメージだけでも「ありがとう」の程度や使う年代が想像できますよね。
だからこそ、贈り物に文字を刻むのです。その一言が刻まれているだけでその贈り物は、その人にだけ向けられた贈り物になります。
たとえば、美味しいお菓子をあなたのお母さまがどなたからいただいたなら、お母さまは惜しげもなく「みんなでたべましょう」と家族の前に差し出しますよね。いくらその御礼の品がお母さまの労に対して向けられたものであったとしてもお母さまはそうすることにより、家族の笑顔で一番癒されます。
60才といえば何でももっている世代です。好み定着してお気に入りのグッツも多くもっていることでしょう。もちろん、そうった品を増やして差し上げるのもよいでしょうが、好き嫌い関係なく、「いつもありがとう」の心を還暦祝いには贈っていただきたいのです。
相手が欲しいものを贈るだけが贈り物の仕事ではありません。贈り物には自分の心からの気持ちを託すことができるのです。
自分の気持ちを託すものだからこそ
欲しいものをプレゼントしたいなら、一緒にお店で選んでも良いし、ギフトカードやお祝い金でもよいでしょう。家族みんなで食事会も喜ばれることでしょう。
ですが、そのプレゼント代金を支払ったあとに贈った自分自身の心は満たされているでしょうか。なにが一番喜んでくれるか考える時間こそが 相手を想い自分自身の心を整理する時間でもあるのです。
そんなあなたに選んでほしい名入れギフト。還暦祝いに贈られるからこそ、名入れする際に気をつけていただきたいポイントがあるのでまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
タイトルは還暦祝い、もしくは60th Anniversaryで。
お誕生日の年月日でなくお祝いを贈った年と誕生月日にする。
名前はローマ字でもよいし、特になくてもよい。
1年に一度、誕生日の日に使ってもらえるようなものにする。
贈る人の名はイニシャル程度でもよい
いかがでしたでしょうか。特に4番目の「一年に一度使う程度」というのはお誕生日の延長線上での考えです。たとえば名入れワイングラスを贈って、毎年ワインを飲んでいただくとかをイメージしていただけると嬉しいです。
そしてこの次にあなたが再びこのサイトを訪れてくださるときは、その後健やかに月日が経ち、10年後の古希のお祝いを再び探しに再訪していただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立ち、あの時の還暦の贈り物は今も使っているよと言っていただけるような還暦のプレゼント が贈れますよう心よりお祈りしております。