長寿祝いの一番人気、喜寿祝い!
まだまだ元気!な、大切なあの人へ
70才、80才を迎えても元気な人はたくさんいます。ライザップのTVCMや、健康グッツ、サプリなどのCMでも若々しい年長者をたくさんみかけます。ですが、それだけ健康な年長者は健康に気を遣っているということなのでしょうね。
QOL(クオリティー オブ ライフ)といった言葉が健康な人にも使われるようになって、どのように年齢を重ねて行くかが大切と言われるようになりました。
単に長生きすることを目的にするのではなく、いかに充実した人生を全うするかが大切と言われる時代。そんな人生の分かれ道が77才ではないでしょうか。元気な年長者を応援したいものですね。
誕生日こそ、夢や希望を語る日に
人生の最期を話すことはタブー視される傾向がありますが、身近な人こそ きちんと話し合っておきたいもの。ある程度、元気な時こそ話ができることもあります。実際に病気になったり、体調を崩した時こそ そんな話はタブーになります。夢見るぐらいの理想的な人生の最期を身近な人ほど知っておきたいものですね。
夢や希望を口にしたり、考えるだけで 人はその方向に向かって行動を取っていきます。誰もが人生の最期を迎えるのです。本人にとって理想的なゴールを考えるのにも良い機会となるのが自分の誕生日。そんな理想を語る機会を作るのも家族の役割。理想を胸に秘めさすのではなく、具体的に知っておいてこそ 本人の希望に近い状況を実現できるのではないでしょうか。
ある日、突然やってくる最期もある
私の父は、朝起きてこないと思ったら布団のなかで最期を迎えていました。特に持病があった訳でもなく、「他殺か!?」ぐらいの大往生でした。自宅での最期だったので まるで 突然 旅行にでも行ってしまったような、子供が遊び散らかしたまま帰ってこないような、なんともいえない空虚感に襲われました。
友人、知人にすれば「理想的な最期だったね」と言われますが、残されたものにすれば もっと聞いておけばよかった、もっと伝えておけばよかったと思うことがたくさんありすぎて、「なんて勝手な最期」としか思えないほどです。
家族の在り方、人の生ざまなど それぞれです。勝手な思い込みや推測よりも、本人の意志を知る手がかりは多いほど良いもの。そんな機会があるうちはそのことを幸せに思い、常に人生を前向きにとらえたいものですね。