入籍は二人の物語のスタート
変わりゆく結婚のカタチ
いまも昔も聞いて嬉しい結婚の報告。お慶びごとの報告は受ける側もとても幸せな気持ちになりますよね。以前は結婚といえば、仲人さんが両家の間に立ち、結納などを執り行ったものです。ですが、今は友達への入籍や結婚報告はインスタやフェイスブックのようなSNSが拡げてくれるようになりました。友達にすればリアルタイムで伝わってくる二人の幸せの報告。とても嬉しいものですよね。
例えば親の世代にすれば 婚姻届けの用紙さえ目にせずに入籍、結婚を迎えた人もいるでしょう。いまや二人で区役所に行き、婚姻届けを出すことが当たり前。またその婚姻届けをSNSにアップする人もいます。そうなれば もうそれは人前結婚式に近いようなもの。友達からの結婚の祝福も婚姻届けを出した同じタイミングでリアルに受け取ることができます。盛大な結婚式も素敵ですが、親しい友達からの多くの祝福をリアルタイミングで受けることができる入籍婚もSNSの時代ならではでないでしょうか。
コロナ禍で加速した入籍婚
コロナ前から 盛大な結婚式からコンパクトな結婚式へと移りつつある状況はありました。ですが、コロナ禍に伴い、結婚式の準備をしても遠方に住む友達や親族を呼びづらいや急きょの欠席やキャンセルが起こりえるなど、コロナ前にはなかったような挙式トラブルも増えてきました。
そんななかで増えてきたのが入籍婚。入籍だけでシンプルに結婚をする方法ですが、二人の結婚はSNSで親しい友達に伝えることができ、結婚披露宴という集まりの場がなくとも多くの祝福を受けることができるでしょう。
二人でスタートした時の気持ちを忘れない
結婚はお互いを思いやり、幾久しく生活を共にすると決めた決意の表れです。入籍という届け出をだすことは簡単なことです。でもそれはスタート地点に立っただけのこと。マラソンも同じですが、走り始めは容易でも、山あり、谷ありで大変な場面もたくさんあります。そんな時 スタート地点に立てた喜びを思い出して、頑張って走り続けるのがマラソンです。そして、そのあとのゴールこそが本当の至福の時であることを知っているからこそ、頑張れるのです。
結婚にとっての至福の時はスタートの頃には想像できませんよね。今まで親元にいた人にすれば結婚がゴールのようなイメージさえあるでしょう。ですが、就職や転職、出産や子育て、旅行やマイホームなど今まで生きてきた時間よりもはるかに長い時間のなかで 多くの決め事をしながら生活して行かねばなりません。そういった時 一人で悩むより二人で相談しながら決めることの方が安心できることがいっぱいあるのです。その積み重ねを経てこそ、人生の至福の時は訪れるのです。
まずはどんなカタチであれ結婚したならスタートと忘れない思い出の品を作りましょう。それこそが困難な時に二人を助けてくれるヒントになるかもしれませんよ。
よく結婚祝いを贈る際に「結婚式の日付と入籍の日付、どちらを刻印すればいいですか」という質問を受けることがあります。結婚式の日付は大安や友引、土曜日・日曜日など参列者の日程調整やお日柄で決めたりします。逆に結婚式場の都合で決めるカップルもいることでしょう。その点、入籍日は自分たちが出会った日やお互いの誕生日など婚姻届け日を自分たち自身で決めることができ、役所も365日24時間で受け付けてくれます。なので、その入籍日になにかしらの理由があるなら入籍日を刻印することをお薦めしています。それ他の刻印のポイントは、
タイトルは、Happy WeddingやHappy ever afterなど。
いかがでしたか。入籍の記念品を本人たちが選ぶ場合、どうしても実用的なものになります。それは日々の生活の追われ便利グッツやずっとほしかったモノになりがちです。でも敢えてHappy ever after普段の生活とかけ離れたものこそ記念品としての価値があるのです。そして友達からの記念品は、捨てづらく また自分たちの名前が刻印されているものはもっと捨てづらい。なんでも断捨離しやすい時代だからこそ、断捨離しづらいものを贈って二人の長い結婚生活を共に見守る想いを伝えてみませんか。