新しい家庭を作るあなたへ
嫁ぐ娘へ、迎える娘へ。
結婚式の花嫁は本当に美しいものです。新郎と違って明るい未来に向かってその笑顔も輝いています。結婚で新郎側の苗字になる新婦も多いことでしょう。そう思えば、娘を嫁がせる花嫁の両親にすれば、その笑顔こそが最高の娘からの贈り物といえることでしょう。
また、いままで男性の兄弟しかいなかったご家庭が結婚で新しく娘を迎えるご家庭にすれば一緒に住んだりすることはなくとも、華やいだ気持ちになることでしょう。
結婚式は 新郎・新婦が新しい家族を作った報告の場でありながらも、二人の結婚によって両家の絆を深める場所でもあります。新郎・新婦から両家への花束贈呈などはよくあるシーンですが、新しい家族の晴れの門出にご両親からお嬢様に結婚祝いのプレゼントを贈ってみませんか。一生の思い出となるはずですよ。
親にしてくれて、ありがとう。
結婚式で新郎・新婦から両親への感謝の手紙やプレゼントを贈るシーンでご両親が流す涙は、「育てるのに苦労した」という思いは微塵もないでしょう。そこには 子供たちと一緒になって成長した自分たちの姿が頭をよぎるはずです。
子供を育てるにはお金も、体力もつかうし、一番に自分の時間が減ることがツラく思うこともあったでしょう。保育園や学校、クラブ、塾などへの送り迎え、食事を作る時間や部屋の片づけの時間など 自分たち二人の時間とは違う時間の流れがあり、それがストレスになることもあったはずです。
でも 振り返ればそういった時間が自分たちを大人にさせてくれ、よい親になろうと思うことが よい社会人になる近道であり、地域や社会に根付く人生を歩ませてくれました。そんな子供の結婚なら 親のほうこそ「ありがとう」を伝えたいものですね。
苗字が変わっても、変わらない大切な娘へ。
例え 結婚を機に娘の苗字が変わったとしても「さびしくなるなあ」と思う花嫁の母は少ないはずです。なぜなら、自分自身もそういった経験を通して 苗字が変わったぐらいで実家との結びつきが弱くなると思うことはなかったからでしょう。
逆に母親は、「料理や掃除はできるのだろうか」や「孫の顔はいつ見れるのだろうか」など、心配のタネはつきないものです。でも、嫁いだ娘との新しい関係を作り上げるのは これからです。いままでのように世話をやくのではなく、本当の意味での見守ることが大切になってきます。
そんな新しい親子の関係に、「いつも見守っているよ」のお守りのような想いを込めて結婚祝いを娘に贈りませんか。頑張りやの娘だからこそ、親に頼らずに頑張ろうと頑張りすぎる人もいます。「困った時は頼ってね」の想いをこめて、そんな結婚祝いは 嫁いだとしてもお嬢様の心の支えになるはずですよ。
新しい家庭を作り始める二人に 色々と口出しすることはタブーです。それは自分たちも同じことだったでしょう。だからこそ、両親からアドバイスされることを嫌って、頑張りすぎる人が多いのも事実です。いざという時のために実家があるということをお守りのような結婚祝いを贈りたいものですね。
そんな結婚祝いの刻印のポイントは
刻印の順番は新郎・新婦で。
嫁いだお嬢様との関係が新しく始まるとき。さあ、ご両親も新しいステージにむかって歩みはじめましょう。