住む場所で作るライフスタイル
生活中心の生き方を望める今だからこそ。
コロナ禍で働き方が変わり、郊外に引っ越す人が増えてきました。特に子育て世代では子供の声や物音を気にしながら住む都会のマンションより、一軒家でのびのびと育てたいと思って引っ越しを決める人も多いことでしょう。
コロナ前なら、通勤時間の利便性から職場に近いことが住む場所の第一条件にあがっていたことでしょうが、今ではリモートワークが推奨され、ワークとバケーションを組み合わせたワーケーションという言葉さえ生まれる時代。働き方が変わるいま、ライフスタイルの在り方も変えたいものですね。
愛着あるものを手放す寂しさ
ライフスタイルを変えるのに一番の近道が住む場所を変えることです。一人暮らしなら刺激的な街の近く、ファミリー世代なら郊外、これからの高齢者ならスマートシティも選択肢の 一つです。
人生は旅に似ているといわれますが、わかりやすいのが住んだことのある場所への思い。人生を振り返った時に、「あの街のあのお店での買い物は楽しかった」や「行きかえりにあるあのお店のスイーツは美味しかった」などいつも通いなれていると当たり前と思うお店も引っ越してみると懐かしく感じるものです。
そうやって愛着がある場所を離れて引っ越しを決意するのは勇気がいること。それでもより自分が望むライフスタイルを求めて冒険することは素敵なことですね。
あなたのライフスタイルを街が作る
どんな街にも好し悪しがありますが、「住めば都」とはよくいったもので、人は環境に適応していきます。自分が望んだライフスタイルをその街が叶えてくれることも多いでしょう。たとえば身体にやさしい暮らしをしたいと思えば、近くにオーガニックのお店があったり、人と触れ合う暮らしをしたいと思えば、スポーツジムやボランティアが盛んな街だったりと、街はあなたが望む暮らし方を提供してくれるはずです。
ライフスタイルを変えることは勇気がいることです。進学、転職など否応なしに住む場所を決められ受け入れることしかできなかった時代から、自らが住む場所を選べる時代が来ました。
あなたらしい人生を自らがつかみ取りたいなら、まずはどんなライフスタイルを作りたいか、いま見つめ直す時がきているのかもしれませんね。
ランプは灯台の光りにも似ていて、真っ暗な海から船を安全な港に導くように、あなたの人生を導いてくれるかもしれません。それは寒い夜にランプの灯す明かりからほんの少しの温かみを得ることで心が安らいだり、安心したり。明るいリビングの下ではランプの明かりはかき消されてしまいますが、ちょっと不安になるようなさびしい夜に、ランプの明かりは手元を照らすだけでなく心を照らしてくれます。
ライフスタイルは迷いながら、多くの選択肢から1つずつ自分らしいものを選んで積み上げるもの。すぐに選べることもあれば、迷うこともあるでしょう。そんな迷いあるあなたの人生の近くにランプがあればきっと心強くなれると思いますよ。ランプはそんなあなたを守る灯台なのです。