成長を共に喜ぶ入学祝い
生まれた時から知っているあなたへ。
子供の成長は目覚ましいものです。無事に元気で生まれれくれればと思っていた子供がハイハイをしてつかまり立ちを始め、昔から「這えば立て立てば歩めの親心」と言われるように子供の成長とともに親の期待もどんどん膨らみます。
新芽がぐんぐんと伸びるのを見とれるがごとく、大人になってからの成長はそれほど変化が著しくないので、つい子供の成長に見とれてしまうのでしょうね。
期待いっぱい、胸いっぱい。
4月になるとニュース番組でも小学校の入学式の様子を流されることが多くなりますが、元気いっぱいなお子さまと一緒に映し出されるお母さまの顔は不安いっぱい。お父さまは逆にそんな家族のステージアップを誇らしげに支えているような温かみのあるお顔に見えます。
そんな家族の様子を自分の過去と照らし合わせ、「そんなときもあったね」と余裕でニュース番組をみることができるようになるのは、おじいちゃん・おばあちゃんと呼ばれるようになったぐらいからでしょうね。
それほど、子供の誕生、そして保育所や幼稚園への入学が始まり、高校・大学の卒業まではあっという間に時が流れることを知るのは過ぎ去ってからのことなのです。
過ぎ去った日々だからこそ分かること
子育ての時は楽な時間ばかりでなく、メンドウでしんどくて責任もかかってくる時間です。自分自身がどうありたいかも考える時間も心の余裕もないままに過ぎていくこともあるでしょう。でも、そういった追い詰められた時間だからこそ見えてくる自分らしさやこうありたいと願う気持ちも鮮明になってきたはずです。
そうやって子供の成長と共に家族みんなが成長することを知っている世代から、その家族みんなの成長を願う贈り物を入学・入園祝いを通して贈りたいものですね。
家事や育児で忙しいときに手間のかかる贈り物は入学祝いとはいえ避けたいもの。また、あまり大人っぽい入学祝いも子供自身に「私へのお祝いかな」と不安に思われるかもしれません。でも、子供の成長は早いもの。あまり子供っぽいものはすぐに飽きられてしまうので、お薦めできません。
アンティークなガラスボックスなら、ドライフラワーを楽しんだあとは小物入れとして使うことができます。幼い頃、親戚からもらったお菓子のきれいな箱を大事にとっておいて宝箱にした記憶はありませんか。その箱は大きすぎず、小さすぎず、机の中に納めれる程度の大きさ。この箱もそんな子供の宝箱になれば幸いです。