共に頑張った部活動の先輩へ
兄弟よりも親よりも近い存在。
野球やサッカー、バスケやバレーなど共に汗を流し頑張った部活動の仲間は一生を通して付き合いたい大切な人ですね。吹奏楽や書道でも運動部なみに筋トレをして頑張る文科系部活もありますし、科学部や美術部も個人の力によるところが大きいですが、仲間の支え無しに成し遂げられなかったこともあるでしょう。
学生時代は部活動をする時間や場所が当たり前のようにありました。ですが、学校を卒業するとそんな練習する時間や場所さえないことに気づきます。それほど、学校の部活動というのは特別な空間なのです。特に先輩との付き合いからは多くを学ぶことがあったのではないでしょうか。
以前テレビで放送されていたチアリーディング部の番組では、先輩だからといって大会に出れるわけではなく、大会にでる実力はあるけれど自信をなくしている下級生に叱咤激励する先輩の姿が放送されていました。こんな風景があるのは実は学校の部活動ぐらいだと思うのです。
お世話になった先輩が卒業するとき
誰かの言葉が一番染み入るのは誰しも自信を失いかけていた時です。「自分なら大丈夫」と暗示をかけたとしても、実際はそれほどパワーを得られることはなく、それよりも頼りにしている先輩から「あなたなら大丈夫」と背中を押してもらった時ではないでしょうか。
同じ言葉でも両親や兄弟、先生や友人ではなく、部活動の先輩の一言が一番効くときがあります。部活動の素晴らしさはいかにそういった言葉を後輩に投げかけることができたかだと思うのです。甲子園や駅伝で大人が盛り上がるのはそういった甘酸っぱい経験を自分たちもしてきたからかもしれませんね。 そして大人はそのことを懐かしく、そしてずっと胸に秘めていたりするものなのです。
卒業しても変わらない関係
習い事には際限はありません。スポーツや音楽、芸術など生涯続けることができるでしょう。でも、学生時代の部活動は「卒業」があるからこそ、輝いています。学生時代に培った上下関係は生涯を通じて続くことだってあります。
それは素晴らしい友人との出会いのごとく大切な関係です。学生時代は多くの人と出会います。クラスが同じで机を並べて勉強した仲間も友人ですが、部活動のように同じ興味を通じて知り合った仲間のことの方をよく覚えているのではないでしょうか。
その部活動を選んだ時点で きっとその仲間とは何かしら趣味があい、振り分けられたクラスの仲間よりも意気投合しやすかったはずです。そうやって生涯をかけて大切な友はできるのです。
卒業式が終わると部室で後輩との別れを惜しむ部活動もあります。学生時代は長いようで短くもあり、その時間のなかで共に切磋琢磨した先輩との別れはさびしいものがあるでしょう。実際に卒業すると「いつでも会えるから」という言葉とは裏腹に年に数回会えるかどうかです。それでも一緒に練習した記憶だけは鮮明に脳裏に焼き付いているのです。
そんな先輩への卒業祝いにドライフラワーをセットしたガラスボックスはいかがでしょうか。ドライフラワーを外すとガラス面には先輩へのメッセージや部活動のシンボルマークなども刻印できます。このガラスボックスに部活動での思い出を納めて先輩の次のステップを応援したいものですね。