乾杯から始まる幸せへのストーリー
結婚式のスタートは乾杯から
結婚式に参列した人にならお気づきでしょうが、結婚式ではまず大切なゲストからの挨拶があり、その後乾杯となります。なぜ乾杯するかご存知ですか?それは乾杯には「魔除」の意味があるからです。
悪魔は大きな音を嫌うことから、結婚式場のチャペルではウエディングベルを鳴らし、二人の前途に災いが降りかからないようにと願います。そして、披露宴では乾杯の発声のもと、会場全員での「乾杯!」の声や、乾杯用のグラス同志がぶつかる音も、会場全体で音を鳴らし、二人の未来に魔がささないようにと願い祝うのです。
天使も応援する二人の未来
そして、その乾杯の際につかわることが多いのがシャンパン。シャンパンがシャンパングラスに注がれた時、パチパチと小さな音がしますよね。そのパチパチという音は「天使の拍手」と呼ばれ、乾杯の発声前のシーンと静まり返った会場にシャンパンの音だけが響きます。その小さなパチパチといった音を「天使の拍手」と呼ぶのです。
また、シャンパンの泡が下から上へと流れる様は、二人の幸せが未来永劫続ずっと続きますようにという意味もあるそうです。日本も欧米でも結婚式では二人の幸せを願い何かと縁起を担ぐようですね。
新郎・新婦に使って欲しいシャンパングラス
結婚式の宴で今や風物詩となった新郎・新婦一緒での記念撮影はスマホのおかげでたくさんの写真を取る機会にめぐまれるようになりました。 もちろん、プロのカメラマンが撮影してくれることも多いですが、多くの友人に囲まれ笑顔いっぱいの新郎・新婦の姿は本当に幸せそのもので、見守る親族も嬉しくなるシーンです。
そんな幸せシーンの乾杯シーンで使ったシャンパングラスが映り込むこともあるでしょう。もし、それがあなたからの結婚祝いのシャンパングラスだったならとても幸せなことではありませんか。そんなラッキーは仕組んでできることではありませんが、そのシャンパングラスを結婚祝いに贈らなければ、始まることさえないのです。
結婚式は二人の未来を祝うお祝いの式です。そこには二人に係わってきた多くの親族や友人が集まりお祝いします。そうお祝いすることで、二人は多くの人に見守られ、幸せを誓い合い、共に歩む決意を固めるのです。でも、二人の未来は幸せばかりではなく、困難なことが起こる場合もあります。でも、そんな時こそ、自分たちが多くの人に見守られてスタートしたことを思い出してほしいものですね。
結婚式で実際につかったものを身近に置くことはほとんどないでしょう。ブーケやドレスもその時だけのことが多く、指輪が手元に残るぐらいではないでしょうか。そんななか、結婚式で使ったシャンパングラスが二人の家の食器棚にあり、二人が毎年結婚記念日につかってくれたらとても嬉しいことですね。その幸せは贈られた人も贈った人もプライスレス。そんなシャンパングラスを結婚祝いに贈ってみませんか。