学業の締めくくりに親に伝えたい感謝の想い
卒業式の晴れ姿は、成長の証。
桜満開の季節、新しい進路を決めてその門出の卒業式の準備をする人は多いのではないでしょうか。幼稚園の卒園に始まり、小学校・中学校・高校と順調に卒業し、この春に大学を卒業する人にとっては、社会人1年目のスタートの年。今まで学費や生活費など親に仕送りや負担をかけてきた人もついに一人立ちの季節です。
もちろん、ご実家から会社に通う人もいるでしょうし、実家から遠い赴任先に向かう人もいるでしょう。なかには、海外に行く人だっているかもしれません。それもこれも自分の夢を叶えるための最初のステップ。自分の可能性を信じて大いに羽ばたいてほしいものです。
母親や父親にとっても この旅立ちの日は待ち遠しかったことでしょう。ご両親揃って子供を養育したご家庭ならまだしも、子供が成人を迎えた頃には なんからの理由でシングルマザーやファーザーになっているご家庭も少なくありません。そういった片親にすれば、子供の成長は最高の喜び。その姿が卒業式の晴れ姿となって脳裏に残る親御さんも多いのではないでしょうか。
卒業だと浮かれているのは二十歳まで。
高校生までは卒業することは義務教育に近いものがあり、親がかりだったといっても過言ではありません。ですが、大学・大学院の卒業となるとすでに年齢も二十歳を超え、親の有難味が十分に理解できる年齢です。学費や生活費がいかにかかったかも充分に理解できる年齢です。
そんな今までお世話になった父親や母親に卒業を記念してなにかプレゼントをしてみてはどうでしょうか?「卒業するのは自分だから祝ってもらうのは当たり前」という考えは二十歳まで。社会人を目前として、今まで自分を支えてくれた人たちに感謝の想いを伝える日を卒業式の日とするのもよいものですよ。
それは学校を卒業すると同時に親からも卒業するという宣言にもなります。学生から社会人になった時点で、親は一生尊敬するべき人であると同時に社会人として対等に接するべき存在となります。ご自分の職業選択の時点で親の職業がなにかしら自分が選んだ職業の理由になっていることはありませんか?
学校の先生の子供が教師に、政治家や医者の子供が地域のリーダーや医療従事者になったり、専業主婦の母の背中をみて料理研究家を目指したり、自由業の親をみて幅広い視野でフリーランスという道を選択したり、自分自身が気づかないうちに親の職業感を見て育った子供時代。それを纏って社会に出るのです。そして今度は親の受け売りでなく、自らの職業観を育ってて行かねばなりません。それこそが社会人になるということなのです。
親に贈る卒業プレゼント
親のプレゼントを贈るのは誕生日や父の日、母の日、クリスマスなどがあるでしょう。ですが卒業に贈るプレゼントは特別の意味を持っています。経済的にも精神的にも卒業することを意味し、そしてもちろん今までの感謝の想いも伝えるわけですから、花束やスイーツなど残らないものより、なにかした記念に残るものがいいですね。
残らないものを贈ることはとても勇気のいることです。その今の想いがカタチとなってあるわけですから、逆に記念に残らないものを贈ることが気は楽でしょう。ですが、父親、母親にすればそんなカタチは結局カタチだけであって、その心意気が嬉しいというものです。
そしてそんな風に大人びて成長した我が子を誇りに思うことでしょう。実際は社会にでて なにもかも順調に行くことばかりではありません。早々に転職するかもしれないし、人間関係につまづくかもしれないし、ストレスフルの日々を送ることになるかもしれません。ですが 父親も母親も決して今までと変わらず、あなたを支えてくれると思うです。その支えがあると思うからこそ、人は大きく羽ばたけるのです。
そんなどんな時も支えてくれる父親や母親への卒業のプレゼントにテーブルランプはいかがでしょうか。ランプの灯りが灯るとき、その都度ごとに父親も母親もあなたのことを思い出すでしょう。
いかがでしたか。卒業祝いといえば、プレゼントされるものと思う卒業生。確かに、卒業をキッカケに部活動の後輩やアルバイトの先輩など または恩師からも卒業プレゼントを贈られるかもしれません。そして父親や母親に卒業プレゼントを贈ることは、とてもサプライズなことかもしれません。でも、そのサプライズこそがプレゼントの醍醐味であることを信じて、自らの卒業式にプレゼントを贈ってみませんか。父親、母親の驚く顔とその眼差しはあなたにとっても宝物になることでしょう。