支えてくれた妻へのプレゼント
妻の支えがあったから、退職を迎えることができた。
最近は退職といっても 定年退職として人生の区切りである60才に退職日を迎えるのではなく、そのまま継続雇用になったり、また新たな可能性を求めて早期退職をしたりと、人それぞれの退職の道が広がってきました。
「仕事をする」ということは、自己実現を目指したり 誰かの役に立ちたいと願って仕事に就いたりしますが、基本的には自分の生活もしくは家庭を守るために仕事をしているのではないでしょうか。
でも、「仕事をする」ということはストレスがつきもの。気が付けば、自分が守ろうとしていた家族に自分が守られていたということも往々にあるでしょう。それだけ「仕事を続けてきた」ということは大変なことだったのです。
お互いの労をねぎらう。
主婦の仕事を当たり前に思っている男性はまだまだ多いのかもしれません。ましてや育児や家事など慣れないものに対しての苦労は想像さえできないことでしょう。ですが、すでに現在の20代の男性は高校で育児や家事を授業の一環として学習してきた世代もいます。
そんな若い世代は、家事が大変だということを勉強として学んでいるので、自分自身や自分の家族の世話をしてくれるパートナーに対して感謝の気持ちを伝えることが当然という認識が培われています。
ですが、定年退職を迎える世代は、学校の授業で育児や家事を習うことはありませんでした。逆に男性は外にでて「仕事を頑張って、家族を支える」もの、女性は家のなかにいて「家事を頑張って、家族を支えるもの」と役割をわりきってきたのではないでしょうか。でも今や その仕事と家事の垣根は低くなり、互いが支え合って頑張るものとなってきました。だからこそ、仕事の区切りである退職日には、妻にもその労をねぎらい感謝の想いを伝えることが大切なのです。
感謝の想いを伝える贈り物
退職日を迎えたあなたは多くの取引先や部下、友人から送別の品として退職祝いを贈られることでしょう。もしくは会社から贈られる場合もあるかもしれません。そんな多くの退職祝いは あなたの仕事に対してのお祝いであったりします。
そして 家に帰ると家族からも「お仕事おつかれさまでした」という退職のお祝いや、夕食の用意があるかもしれません。そんなとき、あなた自身から家族に向けた「今まで支えてくれて、ありがとう」と感謝の想いを伝える贈り物があれば、奥様もご家族もきっと大変驚かれ 喜ばれることでしょう。
どんなお祝いであろうと 一人より二人、ましてや自分一人だけより妻や家族とその退職のお祝いを喜び合いたいものです。
私からのお薦めは、さりげなくペアグラスの底に お互いの名前を刻んだグラス。
いかがでしたか。退職を無事迎えることができたのは 決して自分一人の力ではなかったことはご自身が一番ご存知のはずです。それなのに、なにかしら照れてしまって「ありがとう」の一言ですませてしまうのはもったいない話。
退職記念日や結婚記念日など、お祝いの記念に日が決まっているものほど、名入れしたお祝いのプレゼントが似合うシーンはありません。どうぞ その退職のお祝いの日を大切にご家族の記念日となりますよう あなた自身がその退職日を迎えることを心よりお祈りしております。