いつまでも変わらぬおつきあいを願って贈りたい
人生の先輩として贈りたい結婚祝い
20代のお子様を持つ親御さんとなると時として子供から「初めて友達の結婚式に招待されたよ」や「⚪︎⚪︎ちゃんが来年結婚するよ」といった話題が食卓を囲むこともあるのではないでしょうか。
そんな話を聞くたびに「うちの子はいつ結婚するのかな」や「よく遊びにきてくれていた⚪︎⚪︎ちゃんがお嫁さんなのね」と感慨深くなるものです。それでも若い人の結婚の知らせはいつきいても嬉しくなるものです。子供の友達の話でなくとも、会社で一緒に働いてる人や、習い事が一緒の人の結婚話はその場を華やかにします。
そして、そんな話をきいたならなにかしらプレゼントを贈りたくなるものですよね。知人のお嬢さんや息子さんであったとしても嬉しそうな顔をして結婚の話をされるお母様やお父様に気持ちが触発されて お祝いを贈りたくなったりするものです。
自分が結婚していればなおさらのこと。ますます幸せになってほしいという願いと、結婚されても変わらず仕事や習いごと、また子供の友人として末長く顔出しをしてほしいという願いもこめて こころばかりの結婚祝いをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
余計なお世話かもしれないけれど
年の離れた、また縁遠い人への結婚祝いはなにかしら気がひけるものもあるかもしれません。でも、実際は大人が思うより若い人の心は柔軟で豊かなものです。私も習いごとで知り合った女の子の結婚が決まったときに結婚祝いをなににしようかと悩みました。
そのとき思い浮かんだのは「お祝いといえども現金は夢がないな」ということでした。仕事柄からもしれませんが、仮りに自分がその娘さんの母親として、自分の知らない年配の女性からお祝いと称した現金がプレゼントされても嬉しくないと思ったからです。
やはり、その贈った人の人柄が現れるようなハンドメイドがいいのではないか思ったのです。もちろん、私はガラスケースにその娘さんの名前と旦那さまの名前を名入れして贈ったのですが、それはそれは本当に喜んでくれて。
もちろん、旦那さまにも娘さんのご両親にもお会いしたことはありませんが、いまでも彼女とは習いごとの教室で顔を合わし、そのガラスケースについてご両親や旦那さまも喜んでくれた話しは新生活の大変さ、それでもたのしい日々の生活のことをいろいろと教えてくれます。
私は結婚祝いを贈ったことで彼女が新婚生活についても私に話しやすくなったのではないのかなと内心思っています。そうやって身内以外にも話しができる人間をより多くもつことは人生を豊かにする上でも私は大切なことだと思ってるので、本当にあのときに結婚祝いを贈ってよかったなあと思いました。
その人らしさが伝わる贈り物とは
世の中にはいろんな人がいます。「オレオレ詐欺」みたいな想像もでないひどい事件が起こるぐらいですから、少々の人間不信ぐらいで世の中をみた方がいいという人さえいます。
でも実際は、それほど世の中ひどいものではなく、多くの人が善意に満ち溢れていると思うのです。もちろん、その善意の根源はお互いを信用しているところになりたっていると思うのですが、見返りを求めない程度の贈り物をすることはまずはその信用の第一歩だと思うのです。
結婚といえばなにかと物入りなイベントです。余裕があれば豪華なプレゼントを贈りたいと思うかもしれませんが、それよりも若い二人の心の支えとなるような贈り物を贈ることが一番だと思うのです。それは本人たちが望めばキッチン用品であったりインテリアになるかもしれません。
でも実際は「結婚祝いになにがほしい?」と尋ねても名明言はしづらいもの。キッチン用品のお鍋ひとつにとっても色や形にこだわりがあるわけで、それをこまかく指定してお祝いをお願いすることはできずらいものです。
それならば、お返しがいらない程度の品でぬくもりのある品を贈ればいいと私は思うのです。それにはハンドメイドが一番いいのではないかと。お店で買ってきた焼き菓子より家で焼いたクッキー、豪華なフラワーブーケより小粋なプリザードフラワーなど。贈られる方の顔がみえる贈り物を贈ってみてはいかがでしょうか。
結婚祝いのプレゼントなら
ハンドメイドやオリジナルギフトといえば 頭にすぐ思い浮かぶのが名入れアイテム。実際に名入れすることで、その人だけのものとなり、贈った人にとっても満足感が得やすいギフトです。特に結婚祝いでは お箸や夫婦茶碗など、実用品とも縁起ものとも判断しにくい名入れギフトも数多くありますが、年配者だからこそ縁起物にこだわるのもよいかもしれませんね。
ただ、名入れするときには気をつけていただきたいポイントがいくつかあるのでまとめてみました。参考にしていただけると幸いです。
年長者からのお祝いなので ラッピング時に熨斗をつける。
プレゼントするときは お返しはいらないよの一言を。
名入れの順番は新郎&新婦で。
贈る人の名前は入れない。
挙式の日付が定かでない場合は名入れしなくともよい。
いかがでしたでしょうか。結婚祝いは一生のうちで何度もプレゼントされるものではありません。一生に一度のお祝いだからこそ、そんな嬉しい報告を聞いたなら思い切ってプレゼントしてみましょう。その結婚祝いのプレゼントがあなた自身を幸せな気持ちにしてくれることでしょう。
そしてこの次にあなたが再びこのサイトを訪れてくださるときは、ご結婚された二人に新しい家族が加わる報告を受けて出産祝いのプレゼントを探しに再訪していただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立ち、あの時の結婚祝いのプレゼントがご縁で若いお二人と末長く親交がもち、豊かな人生が送れますよう 心よりお祈りしております。