77才のお誕生日だからこそ、必ず贈りたいプレゼント
喜寿祝いに名入れギフトが喜ばれる理由
人生100年時代を迎えて、長寿のお祝いも70歳の古希祝いや77歳の喜寿祝いが中心になってきました。また、昔から古希祝いより喜寿祝いの方が一般的にも浸透しているせいか、喜寿のお祝いをするご家庭は多いのではないでしょうか。すでに70歳代となると現役でお仕事をされている方も少なくなり、趣味の集まりのお友達やまたご家族だけでもお祝いも多いような気がします。
組織や会社に属していた頃はお祝いごとも、会社の同僚や仲間で行うことが多かったと思うのですが、70歳も後半となると体調を考えながらゆっくり家族でお祝いするのがよいのかなあと思ったりします。お祝いする側もすでに50歳代となり、忙しくともそれなりに時間の都合がつけやすい年代に。いままで疎遠であったご両親にも喜寿のお祝いを機に、じっくりお話しするのもよいのではないでしょうか。
じっくり話す機会を得るにはやはり喜寿のお祝いの席を設けたいもの。兄弟姉妹で話し合って日程を合わせてもよいでしょうし、ご自身の都合に合わせてもよいでしょう。話すことで今まで感じていた「親」という存在の感情が変わったり、「親」の年齢をマジかに感じるとるかもしれません。
子供にとってはいくつになっても「親」は圧倒的な存在です。一生追いつくものでないと思っていた自分が「親」のためにお祝いの席を設けることにより、追いつくことはできなくとも近づいたような感じになるかもしれませんよ。そんな風に感じることができるのも名入れギフトを贈るからかもしれません。
似たもの親子だからこそ
時々、ご両親のとの関係が上手く行かずに悩んでいる人の話を聞いたりします。客観的に聞くととても似ている親子だからこそ反発しあうのかなと、第三者の目からは感じることができます。たとえば、当店は名入れのお店ですが「親と仲が悪いけどお祝いは贈りたいので、お店からの配送ということにしてほしい」という依頼を受けたことがありました。いったいお贈りした後は どうなるのだろうとハラハラしながら送ったのですが、その後お客様から「名入れに親が感激して、一気にわだかまりが解消できた」というメールをいただきました。
どのような経緯で親と子にそのようなわだかまりができたのかは察することはできませんが、進学や結婚、就職など人生の節目において、親子の意見が対立したのでしょうね。でも、その後の人生においてきっと成功され、親御さんもいつかそのわだかまりを解消したいと思っていた矢先のプレゼントだったのでしょう。
年月は人の性格のカドをとり、丸くしてくれる力があります。勝手に「親」とはこうゆうものだと決めつけずに一人の大人として接するときに見えてくる姿もあります。そんな機会を与えてくれるのが喜寿や古希のお祝いかもしれませんね。昔からのお祝いにはそれぞれ意味があります。もちろん、長寿や健康、幸福を願うことも大きいでしょう。ですが、親子の対話の時間と考えるのもよいのではないでしょうか。
対話の時間を演出する名入れギフトだからこそ
どんなお祝いの席もなによりのプレゼントはその笑顔と楽しい会話でしょう。普段踏み込んだ会話ができなくとも、お祝いの席なら笑顔とともに思いも寄らない話が聞けるかもしれません。たとえば、自分が知りえない自分が生まれてきた当時のエポソードや自分に名付けられた名前の由来、また病気がちだったややんちゃだったなど、今の自分から想像することのできない自分の姿など考えただけでもワクワクしませんか。
そんなお席で渡すプレゼントだからこそ、名入れの気を付けていただきたいポイントがありますのでまとめてみました。参考にしていただければ幸いです。
名前を入れるときは 普段の呼び名、お父さんやお母さんで。
贈り主を入れるときは 家族一同が一般的。
節目のお誕生日に渡さなくとも年末・年始、お盆などでもよい。
名入れ彫刻文ではなく、メッセージカードに想いを綴る。
いかがでしたでしょうか。2番目の家族一同は、今自分が形成している家族というより、自分が育ってきた家族の方を指します。また最後4番目の彫刻文はタイトルと日付、名前ぐらいでよいのですが、「いつまでもお元気で」や「これからもずっと感謝」などというメッセージはモノに名入れするのではなくカードにされた方がいいかと思います。名入れされたプレゼントは事あるごとにお使いいただけたり、飾ったりしていただけるものになるでしょう。そういったものにはシンプルな方が使いやすいと思うのです。ですが、想う気持ちを伝えるのもこういった席ならではのこと。カードやお手紙にありったけの想いをたくさん書き込んではいかがでしょうか。それこそが名入れのプレゼントはあくまで贈り物の象徴であって、そのカードやお手紙が本当のプレゼントになることもあるのです。
そしてこの次にあなたがこのサイトを訪れてくださるときは、喜寿のお祝いを迎えたお父様、お母様がお元気で88歳の米寿のお祝いを探しにふたたび訪れていただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立ち、ご家族の記念になる喜寿のお祝い が贈れますよう心よりお祈りしております。