友人の還暦祝いに絶対喜ばれる名入れプレゼントの選び方
還暦祝いだからこそ、名入れプレゼントを。
還暦祝いとえばすぐに思いつくのが「赤いちゃんちゃんこ」。還暦祝いに「赤」を贈るのは、赤には魔除けの意味があり、昔は産着に赤色が使われていました。還暦は満60歳のお祝いなので、ちょうど生まれた年の干支に戻ることになり、一種の生まれ直しということから赤い産着をは着れずとも 袖なしの羽織(ちゃんちゃんこ)を贈ってお祝いしたのが始まりだそうです。
いまでは「赤いちゃんちゃんこ」は使いづらいこともあり実用的なパンツやシャツなどの下着、またストールや花を贈る場合も「赤」を好まれて贈るのが主流のようです。
室町時代など昔は、年賀祝いとして40歳や50歳など節目の年齢でお祝いをしていたそうですが、江戸時代以降からは60歳の還暦や70歳の古希が長寿のお祝いと称されてきました。
現代では二十歳の成人のお祝いから40年経っての節目の年齢のお祝いですよね。せっかくのお祝いごとです。ぜひ、プレゼントを贈りたいものですよね。
たしかに、還暦祝いで「赤」は捨てがたいアイテムリストですが、出生のときに最初にプレゼントされたのは「名前」だったはずです。なので、還暦祝いに名前を入れた名入れのプレゼントも「赤」と同じくらい理に適っているプレゼントなのです。
いろんなものにできる名入れプレゼント
少し前とくらべて名入れできるプレゼントは数多くあります。昔からお茶碗やお箸など陶器や木製品、またバスローブやタオルなど布製品にも名入れすることは可能です。他にシルバーやゴールドの指輪やペンダントなどの金属製のアクセサリー、キーホルダーや小物入れなどのプラスチック製、もちろんフォトフレームやワインボトルなどのガラス製品にも名入れは可能です。
どんなプレゼントであろうと、自分の名前が名入れされたアイテムはすぐに捨てづらいものですよね。だからこそ、実用的で一定の期間使っていただけそうなものを選ぶことをお勧めします。
そしてあまり子供っぽくならないものを選ぶのも大切です。あからさまに名前が書かれているとシャツやカバンなどは使いづらいですよね。また苗字・名前とフルネームで名入れすると名札のようにも見えます。
60歳といえば、社会的にも立派な人格者。イニシャルだけの名入れや感謝の言葉だけを刻印するのもよいのではないでしょうか。
また、やっぱり名入れのプレゼントを贈るのは照れるなあと思うならバースデーケーキのネームプレートに「◯◯さん お誕生日おめでとう」と名前を入れるだけでも特別感が増します。この特別感が名入れプレゼントの醍醐味で、せっかくならカタチに残る名入れプレゼントを贈ろうとなるわけです。
あえて、「還暦」という言葉を避ける
いくつになっても年齢を気にするのが女性ですよね。そんな年齢に敏感な女性に「還暦」という言葉を贈るのはちょっと考えものではないでしょうか。そういった場合は 60th Anniversary や Happy Birthday だけでもよいかもしれませんね。
また、お名前を刻印したなら、そういったタイトルの言葉さえも不要かもしれません。ですが、その場合はメッセージカードやお熨斗などで、今年のお誕生日が特別なことであることは伝えておきましょう。そういった細やかな心遣いをすることで、末長く友人関係は続くものです。人との縁は微妙なものです。血縁や幼馴染みと違って、大人になってから築いた友人関係は地の利や一緒に参加するグループが無くなると疎遠になりがちです。
だからこそ、せっかく知り合ってウマがあうならその絆は大切にしたいもの。 贈り物を贈る機会というのはそんな絆を太くする機会でもあるのです。どうかその人に似合うプレゼントを考えてみてくださいね。
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還暦祝いに贈る名入れプレゼントの注意点
還暦祝いに名入れプレゼントを贈る時に注意していただきたいことは、結婚祝いや出産祝いなどと違い、いかにさりげなく刻印するかがポイントになります。食品やお花など消耗品は気にする必要はないのですが、時計やアクセサリー、またインテリアや衣料品など使っていただけそうなものに名入れするときは 以下の3つのポイントを押さえて刻印してくださいね。
名前をローマ字などデザイン性をもたせて刻印する
お誕生日の日付は生まれた年でなく、プレゼントする年を刻印する
「還暦」と直接的に刻印せず、60th Anniversary などにする
いかがでしたでしょうか?還暦祝いから始まる古希祝い(70歳)、喜寿祝い(77歳)、傘寿祝い(80歳)も、還暦祝いから10年後となります。毎年のお誕生日があったとしても、よほど仲良しでない限り形に残るほどのプレゼントを贈ることはないでしょう。だからこそ、この還暦のお祝いをしっかりと祝ってほしいと願うのです。
そしてこの次にあなたがこのサイトを訪れてくださるときは、還暦のお祝いをしたお友達のさらなる古希祝いや喜寿祝いが贈れるよう、また、お友達に恵まれ他のお友達の誕生日祝いを探しにふたたび訪れていただければ幸いです。この記事が少しでもあなたのお役に立てますよう心よりお祈りしております。