手書きのカサブランカの花をモチーフにデザインしたワイングラスです。最近ではイラストレーターといったソフトを使ってデザインを起こし、それをワイングラスに彫るようになっていますが、手書きならではの温かみのあるデザインは捨てがたいものがあります。当工房では線画的なデザイン・版画的なデザイン、そしてこの手書き風デザインがあります。例えば、マググラスの椿柄やフォトフレームの慶寿柄などです。
もちろん、パソコンソフトを使う方が細い線が再現できます。お客様が手書きでかかれた文字は彫刻できませんが、パソコンの文字ならそのほとんどが彫刻可能です。なぜなら筆圧により線の太い細いが紙上では再現できおらず 均一な文字になってしまい ガラス彫刻に適していないからです。筆書きのものを彫刻するとよくわかります。太い文字ならそれ相応の再現ができますが、細字ではかすれ文字になってしまい、あまり美しくありません。
ですが デザイン画となると表現が変わってきます。ガラス自体は決して滑らかで均一なものではありません。どこかしら温かみのあるグラスはその厚みがデコボコした感じさえします。そういったグラスにこそ 手書きのデザインは映えるのです。このワイングラスはマシンメイドですが とてもよい素材のものなので、こういったデザインも映えるワイングラスとなっております。他にはない一点もののワイングラス。お手元にいかがですか?(カサブランカ柄のワイングラスはこちら)