昭和の時代、女性社員の名刺の角は丸く、男性は四角でした。それが男女雇用均等法という法律によって男女が肩を並べて働く時代になると、男女ともに名刺の角は四角に。ちょうどそんな時代に、私は会社で働いていたので、「男性に負けてはならない」と強く思って仕事をしていたのを懐かしく思い出します。
でも今となれば、あれほどなぜ肩肘を張って頑張ったのだろうなあと思い返すことも。年齢を重ねたからか、女性は女性らしく、男性は男性らしく・・・いえいえ、その人らしく生きることが一番大切なんだ、と当たり前のことを考えてしまいます。それでも若い時は、思い憧れる理想の姿があったり、見栄やプライドが邪魔をして、本来のその人らしくない行動をとってしまうこともしばしばあるのではないでしょうか。
女性の方が小さめで、男性が大きめ。靴のサイズでも洋服のサイズも違いますよね。和食器の場合はお茶碗の大きさやお箸の長さも男女で微妙に違っています。これは体格から考えて至極当たり前のこと。ですが、洋食器で男女でその大きさに違いがあるというのはあまり聞きません。ナイフ一つ例にとっても、カットするものによってその長さが違うというのは当たり前ですが、大人用と子供用があったとしても男性用・女性用の区別はほとんど無いようです。
どっちが望ましい在り方なのかは別として 体格の小さな女性には小さめのお茶碗やお箸があることはとても親切なように思います。無理して男性と同等のことをするとあまりいい結果は産まれないものです。それよりもその人らしく、上手に自分の身の丈にあったものに包まれて暮らすほうが とても心地よい生活ができると思うのです。
ちょっと小さめの8オンスのガラスカップと、少し大きめ11オンスのガラスカップ。大小のガラスカップが揃うことでしっくりとした凹凸のかんじに。そんな凹凸感がその場の空気も柔らかくしますよ。(お薦めの大小揃ったガラスカップはこちら)
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