自分が生まれた年や子供・孫の生まれた年、節目の年のワインに名入れしてプレゼントしたい!とお考えの方は多いのではないでしょうか。少し前は酒税法の関係で簡単にお酒の販売ができませんでした。(近くに酒屋さんがあるとお酒の販売ができない等)今は、酒類販売免許の取得もしやすくなり、グラスへの名入れ相性もいいので ワインボトルや日本酒の瓶に名入れを施すワイン屋さんやガラス屋さんも増えてきました。
最近ではテーブルワインではなくヴィンテージワインに、サンドブラストしたうえスワロフスキーの装飾を施したりと至れり尽くせりのワインへの名入れもあります。大切な人に名入れしたギフトを贈ることは私は素敵な事と信じているので、ワインであろうが日本酒・焼酎の瓶であっても サンドブラストされた名入れギフトが世の中に広まることはいいことです。
でも、私自身はサンドブラストといったコールドワーク以外に吹きガラスやフュージングなどのホットワークをしたいと思っているのでワインや日本酒の瓶への名入れや色を付けた加工は他店でご購入を!と、お願いしています。着色となると簡単にラッカー等で色付けすることはできますが、ガラスの場合はエナメル絵付けが基本になります。そうなるとワインに着色した後で電気炉に入れるから、アルコールが瓶に入っていると絵付けはできません。もちろん、ラッカー等の着色が悪いわけではありません。個人的に好きじゃないというだけのことです。
ワインボトルへの彫刻もサンドブラストをすれば できあがったワインボトルを水で洗います。それでワインそのものの品質が変わることはあまりないでしょうが、絶対ないとは言い切れません。通常 ワインは夏場であれば冷蔵で送られるほど温度管理の難しい飲み物です。そのためにワインセラーがあるくらいなのですから。
そして何よりワインは贈られたら飾っておかずに飲んでいただきたいとワイン好きの私は思うのです。ベースが主婦なので空瓶をインテリアとして部屋に飾るのもステキなことだと思います。でもね、空瓶を部屋に飾るのも好みじゃないし、ワインセラーにせっかくの贈り物を置くのも好みじゃないし・・・ということで、ワインへの名入れは他店にてお願いします^^;
自分で宙ぶきしたお皿にエナメル絵付けしました。 このあと、570度で焼成して2時間焼成、575度で10分焼成、その後徐冷して再びお皿をブラストします。