今年も終わりつつありますね。
終わりつつあるこのクリスマスの近づいた年の瀬に イタリアから終了証が送られてきました。
そうです。今年の9月から10月にかけて 私はイタリアにガラス工芸を学びに行ってました。
通常 ガラス教室に通うと1年~2年かかるカリキュラムを1か月の間にびっしりと凝縮して学ぶというもの。
イタリアでは、フュージングを履修してきました。同じ徳島ガラススタジオに通っていた方が学校事務局に在籍していらして なにかと便宜を図っていただき 良い先生にも恵まれて多くのフュージング作品を作ることができました。ただ、私の場合、フュージングして終わりではなく そこからサンドブラスト加工をする必要があるので なかなか仕上がらないのが欠点ですが。
ガラスは手をかけるほど 良い作品になると思っています。そこでサンドブラストの素材として吹きガラス以外の何かはないかと考えてたどり着いたところにフュージングがありました。実際に工房で フュージングを作るには 電気炉が必要なので 設営から始めなければならないのですが、それでも 今年は今後に向けての大きな楽しみを見つけれたよい年でした。
夏に開催させていただいたサンドブラスト先輩諸氏と合同作品展では サンドブラストを作るうえでの一番基礎となるデザインの構成を色々と学ばせていただきました。そのことも本当にいい勉強になりました。日々の作業に追われ、なかなかオリジナルのサンドブラスト作品を作るのは難しいのですが、来年はしっかり時間をとって よりよい作品が作れるよう 調整していきたいと・・・・この証書とエスプレッソを飲む度に思い返そうと思う次第です。