先日ご注文いただいた
クローズブックたち。
同型でオープンブックのペーパーウエイトは年内には入荷する見込みがないのでブック型のペーパーウエイトは 現在はこちらのみを販売させていただいております。
さて、実際にペーパーウエイトって使うでしょうか?と問われれば「ふだんは、机の中に置いてあるだけ」という答えがほとんどでしょう。ペーパーウエイトと聞けば馴染み薄いですが 書道の時に使っていた文鎮。あの半紙を押さえる重たく細長いものですが、それならすぐに頭に浮かぶのではないでしょうか。
そのように使い方にあまり幅はないのですが 年度末になると学校などから校章入りでのガラスのペーパーウエイトの制作を数多くいただきます。もちろん学校から渡す卒業記念品です。(ちなみに、小学校はフォトフレームが多いです。) 同様に会社の設立10周年記念品なども 会社のロゴマークを入れて制作させていただくことが多いです。
ワイングラスなどの球面へのロゴマークというのは どうもしっくりこないので 平なペーパーウエイトやマウスパッドであればどのようなロゴも収まりよく作ることができます。
と、話しが少し反れましたが あまり使い道のないようなペーパーウエイトですが それでも同じ場所で同じ時を過ごした記念品としてのペーパーウエイトとなれば、その商品のとらえ方というのも変わってきます。
実際に学校で卒業の時にいただく卒業アルバムや色紙は毎日眺めたりするものではありませんよね。それでもそれを持っていることで 自分が過ごした時間や場所を明確に心に刻むことができます。どうしても人の思い出というものは 時間が経つと色褪せるものです。しかし、それを思い起こさせてくれる品というものが 本当の意味での記念品ではないでしょうか。
ちょっと心が疲れた時、自分が今まで何をしてきたのか、それを見て思い出せれば その心の疲れも軽くなることでしょう。そんな役目が記念品なわけです。だから、使うことだけが目的ではなく 近くにあるだけで心の拠り所となるそんなものを私たちはお作りさせていただければと思っています。
ところで、最近では 文鎮(ぶんちん)という言葉を、携帯が起動しなくなることを指したりします。
「root化に失敗してandroidが文鎮化した。」
なんのことやら さっぱりですが(笑)
日本語は 日々進化ですね。負けないようにしないと!