毎週木曜日はスタッフミーティングの日。
お客様からいただいたお声を拝読させていただいたり、社内の改善点や取り入れたらいいと思うことなど話し合う日です。もちろん、毎回「わたしたちはどうあるべきか」なども重要なテーマです(^^ゞなどとお話しすると固い会議を思うかもしれませんが、実はミーティング後はお菓子を食べての和気あいあいとした、ちょっと気持ちを緩めてしまうと井戸端気会議的な・・・まだまだの会社です。
さて、今日のテーマはラッピング。皆様ご存知のとおり、日本は「包む」文化のある国です。日本人が手先が器用で包んだり、結んだりを得意とすることから始まったと云われたりしていますが ふくさや風呂敷を用いて、ちょっとしたお買いものなどでも「何をお包みしましょうか?」という会話が成立するように物を包んで大切に先方に渡す行為は 「自分が自信を持って作った(育てた)ものを最後までキレイなカタチで次に渡す」という意味があるのではないのでしょうか。もちろん、ギフトなど先様に失礼があってはいけないことです。でも、丁寧に包まれたものにはそこに心が添えられているように思うのです。 過剰包装や華美なラッピングは私も好ましいと思っていませんが、できる範囲での折り目正しい包装は物作りをする立場からすると最後の花嫁姿だと思うのです。作ったものを「思いやる」気持ちが、先様にも感じてもらいたい、という願いをもって 大切にお包みさせていただいてます。
そんなラッピング談義ですが、いま当店で懸案中なのが包装紙!現在は6種類の中からお客様のご用途にあったものをお選びいただいてお包みさせていただいております。実際に当店のスタッフがネットでお買いものをする時もラッピングを選べれることは重要な要素だとか(これは井戸端会議だからでてくる本音!?)でも、もうちょっとグレードを上げて 「わたしたちらしさ」も出せれたらいいかも!?などという意見も出たり。店長としては スタッフが「お包みすること」の大切さを理解してくれた上で いろんな意見がでてくることは嬉しいことですし、今までどおりでいいと思わず 改善し続けようとみんなで考えれる時間は、とても幸せな時間です。私はスタッフたちそれぞれが「さとうガラス工房」の看板を背負ってお仕事を頑張ってくれていると思うので安心していろんなことを任せています。言いかえれば私自身がスタッフ一人ひとりに包まれているのかもしれませんね。そう思うと、私もがんばらねば!