さとうガラス工房のクリエーター紹介
本日は 鳥海さんです。彼女は女子美術短期大学出身。
そう、ここは四国なのに出身は埼玉なのです。
Q1:学生時代まで関東で暮らしていましたが 徳島の印象はどうですか?
A1:もともと海とか山などの自然が好きで、サーフィンがキッカケで四国に来たのですが空気もキレイですし 住みやすい場所なので今では本当に故郷のように愛着をもって暮らしています。
Q2:学生時代は造形をされていたとのことですが どのような素材が好きですか?
A2:ガラスを扱ったときに、なんともいえない透明感に魅力を感じました。徳島にきてからも 徳島にあるガラススタジオでホットワークの宙吹きでグラスを作ってみたり、またトンボ玉やコールドワークなどにも興味があります。基本的に「制作する」ということが好きなので ガラスという素材からは色々なものができることを肌で知った時、ガラスが好きな素材になりました。
Q3:ガラスを制作する上で気をつけていることを教えてください。
A3:ガラスは透明でキズ一つないものが美しいことだと思う人もいますが 実際には多くの人の手を渡り、熱されたり 冷まされたり わたしのしている仕事中でも こうやってマスキングしたり上からなぞったり、押さえたり 砂を吹き付けたりと 手を加えて行きます。
そういったなかで キズだけでなく 出来上がる途中で気泡ができたり異物が混入したりすることもあります。でもそれもそのガラスにとっての個性だと思うのです。
その個性を活かしつつ、明らかにあってイケナイ制作上での手がかかっていないためにできたキズなどはしっかりと検品して製品お届けまで一つ一つのガラスを見守り続けたいと思っています。
Q4:最後にお客様に一言お願いします。
Q4:ガラスの魅力をサンドブラストを通してお客さまにお届けできたらいいなあと考えています。私の子供もまだ小さいのですが 子供の手形や今しか書けない絵をサンドブラストしてガラスに彫って、母や父に送ったりしています。そういったガラスの贈り物をこれからも作り続けれたらと思っていますので どうぞよろしくお願いします。