年末・年始シャンパンで乾杯された方も多いのでは!?
「シャンパ-ニュの泡の一粒一粒には幸福が詰まってる」という名言やフランスでは泡を星にみたててシャンパンを飲むときには「星を飲む」というほど福々しいイメージのシャンパン。ほんと、キラキラして綺麗です。
日本では泡立つワインを「シャンパン」と読んでいますが、シャンパーニュ地方とれたぶどうで瓶内発酵をさせたものをシャンパーニュと呼びます。有名なのがドン・ペリですね。シャンパーニュ地方でとれたぶどうでつくってもヴァンムスー(スパークリングワイン)と呼ばれるものもありますし、シャンパンとシャンパーニュの違いは色々あるわけですが 私は酒屋ではないので美味しくて美しければOK!です(^O^)
それでもワインと違い、その美しさを醸し出しているのがシャンパンの泡。一般的にはシャンパーニュの中には2500万個の泡があるといわれ、それがグラスに注がれると2億8000個になるいう説があります。でも一粒一粒が幸福なら2億8000個より多くの泡が欲しくなると思うのはわがままというもの?
シャンパンの泡ができる理由は グラスの内部のキズや凹凸から生まれてくると信じられていますが、実際にはグラスの内壁に付着した不純物から泡が生成されます。知り合いのソムリエがグラスを綺麗に磨きシャンパンの泡ができないよう最善を尽くしたのだけど泡がでてしまった、と嘆いてましたが シャンパーニュで有名なモエ・エ・シャンドン社の研究室で実験を行った結果、チリひとつなく整えられたグラスからはシャンパンを注いだけれど泡がでなかったという実験報告があります。
そんな難しい実験はプロに任せて、私は逆説的にいえば キズが多いシャンパングラスならキズの少ないシャンパングラスより泡が多いのでは?と思ったりするわけです。キズというか凹凸が多いのはあきらかハンドメイドのグラス。逆にマシンで作られたグラスは凹凸が少ないはず。ということで写真左側がハンドメイドグラス。右側がマシンメイドグラス。きっと大きな違いがでてくると思い、両方とも丹念に洗ってセッティング。でもあ~ら不思議!マシンメイドのシャンパングラスの方にしっかりと大きめの泡が・・どうしてなんでしょうね?そのまま放置すること30分。それでも事態は変わらず・・・そのままだとせっかくのシャンパーニュが美味しくなくなるので、とりあえず飲んじゃいました(^_^;)
次はもっとグラスの条件を整えて実験!実験!
シャンパンは味だけでなくこんな楽しみ方もあります。シャンパンがつくったグラスについた泡を数えた人もいるぐらいですから、ひとり飲みも楽しみ方は色々!2014年も楽しみましょう。