新しいファッションマグのデザインです。
手塚治虫先生の「火の鳥」っぽいですが。いえ、ポケモン世代ならルギア?
手塚治虫先生の火の鳥は、人智を超えた存在で100年に一度自らを火で焼いて再生することで永遠に生き続け、未来を見通す能力を持ち、時空を超えて羽ばたく超生命体であり、手塚治虫先生のライフワークと位置づけられる作品として、生命の本質や人間の業が壮大なスケールで描かれています。
伝説のポケモン ルギアは「海の神」とよばれ、荒れ狂う海を静めるほどの力と持ち、火の神、雷の神、氷の神が怒り天地を破滅に向かわせようとする時、破滅を救わんと現れます。しかし、ルギアだけの力では防ぐことができず、あやつり人の力が必要・・・
あなたの頭の中は今、火の鳥でしょうか?それともルギア?どちらも神聖な雰囲気のキャラクターですよね。実際には存在しないアニメですが、人間の想像力の豊かさが感じられ、その前後のストーリーから察しても人間の未熟さや存在意義を考えてしまいます。
人は感情の生き物なので、時として人を傷つけたり 誤解したりしますが、逆に癒すことも赦すこともできるのが人間です。その未熟さをアニメはもちろん、絵画や小説・ドラマや映画でそっと教えてくれたり、あるべき姿を描いてくれたりします。テレビドラマなどでも「そんなに簡単に仲直りできたら、苦労しないよ。」なんてボヤきながら見ることはありませんか。なかなか映像の世界のようには行かないものです。それでも、理想を掲げることは大切ですよね。みんなと仲良くしたいし、心穏やかに日々を過ごしたいものです。
それでも、時々「この人、人間が出来ているなあ。」と感心してしまう人と出会う時があります。私などは本当に未熟なので、字が美しい人を見ても、すごいなあ~と感心するし、背筋が伸びている人をみても日々のトレーニングが続く人がすばらしいと思うし、何気なく落ちているゴミを拾う人もステキだなあと思ったりします。その人の全人格が素晴らしいという方には出会ったことはまだないのですが、一部分ずつを見るとどかしら人にはよいところがあるものです。その一部分がたくさん持っている人ほど素晴らしい人になるのでしょうが、火の鳥やルギアのような完全体はいないのが現実です。
なのに、ついつい誰かに完全な答えを期待してしまうのが人というもの。だから、落ち込んり、寂しく感じたりするのですが、完全体なんてアニメの世界だけさ!と思えば気持ちも楽になるはず。いかがでしょう、そんな気持ちを忘れないためにもこの新しいデザインのグラスをお手元に。(ただいま、名前考え中!ポケモンが頭の中で踊ってます、ファイヤーバードはどうだろう。)