病院の医師、病院長そして事業管理者として長年お勤めいただいた先生の退職記念としてプレゼントさせていただきました。○月○日に長年お付き合いのあったメンバー有志で、慰労会を開催し、そこでお渡ししました。ペーパーウエイターということで、もう少し小さなものを想像していましたが、思ったよりも大きくてしっかりした品物でした。ガラスがとても綺麗で、見る角度によっては表情が異なって、とても素敵でした。「ぜひにパソコン周りにおいて、いつも眺めてくださいね」との言葉を添えました。先生もきっと喜んでくださっていると感じました。本当にありがとうございました。
お写真をいただき ありがとうございます。
長年、患者様と接していらっしゃった優しいお顔の先生へのご退職祝いに、当店のペーパーウエイトをお選びいただけましたことは本当に嬉しいです。こちらこそ、ありがとうございました。
医師という職業は、大学を出てからずっとその道を極めて行くプロの中のプロの仕事。そして医療に従事されるお仕事を選ばれた方は「人の命を預かる」という 人を想い、命を尊とぶ、深い人間愛の精神を持っていらっしゃる方ばかりと思います。私は大量の血を見るだけで、クラクラしそうになるぐらい医療には不向きな人間なので 余計に医療に従事する方に尊敬の念を抱きます。きっと先生のその優しいお顔の内には 多くの現場を指揮され ご苦労も多々おありだったかと察するのですが、そういった苦労がお顔から伺うことさえできないほど柔和な笑顔は、見ず知らずの私でさえ安心してしまいそうになります。皆様に慕われ、心の支えとしてもご活躍されていたのでしょうね。ご尊敬申し上げます。
退職される方は その現場を離れ今までの忙しさから解き放たれるわけですが、残されたものには多少なりとの寂しさや不安が残るものです。「こうゆう時なら、あの人ならこんな風にしていたかな。」などと思い出しながら道を辿ったりもすることでしょう。また逆に、「いつもこうだったけど、こんなことも試してみよう。」と、自分自身で試行錯誤もされたりもすることでしょう。いつまでも先輩に頼ってばかりいるわけには行きませんから、ご退職をされる方を送り出し 自らが先頭にたって初めてわかる苦労や大変さ、また楽しさややりがいも感じることもあるでしょう。
当たり前のことながら いくら寿命が伸びたからといっても人が永遠の命を授かる日はありません。なので、いつかは人は職を退き、後進に道を譲り陰ながら見守る役目になります。退職される方を送り出すことは、例えそのような日が前々から分かっていたとしても、残されたものは不安が残ります。それでも進みだすために、また自分のキャリアのリスタートとして”退職祝い”のセレモニーは大切な役目があると思うのです。
もしかしたら、水泳のジャンプ台のようなものなのかも知れませんね。いつか飛び込まなくては、と思いつつ ついつい飛び込まずにいたけれど ついに飛び込む時が来た、みたいな。自分自身への言い聞かせの意味があると思うのです。ですから、職を退かれる方の労をねぎらうだけでなく、残る自分たち自身の覚悟のためにも”退職祝い”はあるのだと思います。みなさまのお顔を拝見しながらふと、そんなことを想いました。ありがとうございました。皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈り申しあげます。