朝。
最近、立て続けに「朝が起きれないよね。」という会話がありました。まったく性別も世代も違う人からの話の内容が一緒という不思議。それほど今年の朝はツライのでしょうか?いえ、私も起きれない派なので^_^; 人のことはとやかく言えません。もちろん、病気や仕事・勉強などそれぞれ夜更かしの理由がある場合は別として、昔から「早起きは三文の徳」といいますものね。頑張って早起きしたいものです。
昔から天気の話しは、世代を越えて会話が成立します。「こんにちは、今日はいいお天気ですね。」差し障りのない、そしてその場にウソのない会話が成立します。この後に「でも、午後から雨が降るそうですよ。」といえば、情報通だなという印象が持たれ、「お天気のいい日は、お洗濯が楽しみですね。」となれば、いい主婦だなあと思われ、「どちらにお出かけですか?」となれば、気遣いをする方だというイメージがつきます。
会話のキッカケはお天気であっても その後の展開でその人なりの性格が分かるものです。でも、最初の会話はとても大切なこと。共通の知人や環境があれば、それほど難しくないことであっても、普段それほど親しくない人なら 会話も挨拶程度で終わってしまいますもの。
何かのお祝いの席での記念品のお花に
「おめでとうございます、こちらをどうぞ。」
「ありがとうございます。あら、ステキ、このお花いい香り。」と続くのと
「ありがとうございます。あら、このお花 私が好きな花。」と続けば
後者の方が、記念のお花を選んだ方の心が感じ取れますよね。
そこのまでの気配りは本当に大変なことですが、その気配りが結局はよい贈り物となります。人は、自分のことに、とても関心があるものです。自分に向けられた言葉や心は敏感に感じ取ります。その方の好きなものが分からなくとも その方に向けられた言葉なら、その贈り物はとても心に響きます。だから、メッセージの刻まれた贈り物は至極の贈り物なのです。