昔は6月になると一斉に衣替えでした。最近の学校は「6月1日だから」といって夏服に変わるのではなく 体調や気温の応じてその前後で個人の体調にあわせて替えているようですね。風邪気味だったり、雨模様の日はまだまだ薄手のシャツが肌寒く感じる季節。なにごとも自己管理が一番大切。薄い夏服の下に、一枚コットンシャツを着て 自分の体調はしっかりは守りたいものですね。
衣替えに限らず、「その日になったから」や「その時間になったから」と、一斉に変更することは苦手な人も多いのではないでしょうか。それでも、終了時間がなかったり、締切日時がないと なんだかだらしなくなってしまうもの。なので、チャキチャキと手早く物事をすすめて 時間にも心にも余裕がある人に会うと羨ましく想います。物事を手早く進めれる人は、自分に厳しく、また要領がいいというより段取りが上手、と言うのが私の感想です。
私は、衣替えが6月1日だとわかっていても、当日になってバタバタとクリーニングのビニールを開けるような段取り下手です。その日がわかっているけど、「まあ、なんとかなるよね。」みたいな。それでいて クリーニングから出したブラウスの襟の皺が気になり、大慌てでアイロンをかける。おっとりしているのか、細かいのか分からない、と云われる所以です。
でも、理由ははっきりしています。要はプレッシャーに弱い。決まっているからこそ、その決まり事から目を反らしてしまう・・・それでも否応なしにその決まり事はやってくる。だから、いつもバタバタしてしまうのです。ですから、我が家の時計は ほとんどが2~3分進ませています。ほんの少し、早く「その時間」がきたなら、残りの数分で修正することは可能ですもの。
記念日やお祝い事も日時が決まっていることが多い事柄です。「お祝いは早くてもいい」といわれたり「お祝いの前倒しはダメだ」いろんな意見があったりします。これも衣替えと一緒。昔のように なにかを一斉にしたりするのではなく、「その人らしく臨機応変」が私は良いのだと思うのです。それでも真夏に真冬の恰好が似合わないがごとく、衣替えのように ある一定の時間内でお祝いすることが望ましいでしょうね。(→
二人の門出を祝うウエルカムミラー)