お盆が近づいてきました。この季節になると家族の帰省やお墓参りなど、家族イベントが目白押しでは。私の年齢になるとすでに、出かける立場より出迎える立場。お掃除や冷蔵庫のストック、普段と違う数のカトラリーの準備などバタバタ。おかげさまで自分の結婚を含め 両親の還暦祝いからダイヤモンド婚式に至るまで 長寿祝いや結婚記念をリアルで体験し、自身の出産や就職なども含めて ライフイベントはほとんど経験してきました。
そういった中で一番が一番手がけて作りたいものは 子供の二十歳のお祝いにご両親が贈る記念の品だったり、ご両親からお嬢様への結婚祝いだったりします。昔なら、箪笥や着物が贈り物というより、結納品として多々揃える必要があったでしょうが、今は嵩張るものよりも実用的であったり、記念に残るものが主流のよう。
私には娘しかいないので、男の子を持つ親の気持ちは計り兼ねますが、母から娘に対しては同姓として「幸せになってほしい」気持ちが強くあります。そんな時に贈る記念の世界に一つだけの贈り物ができたらいいなあと、最近強く思うのです。
娘と旅行に行くとき 自分用のお土産に残るものを買う時には「作家もの」を一つは手に入れるようにしています。仕事柄、土モノよりガラスモノを探します。先月、長野を旅した時に手に入れたのはサンドブラストされたフラワーベース。
作家さんの一点ものですが こういったものに幸せを願う母の名前と幸せになってほしい娘の名前が刻むことができたらいいいなあと。そんな風に思いちょっと今年の秋からはガラス作りに没頭します。