出産祝いのお返しにつけたい命名札
赤ちゃんの名前をリビングに
赤ちゃんの健やかな成長を願う命名札
命名札という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?地域によって多少違ったりしますが、短冊状の紙に赤ちゃんのフルネームと生年月日が書かれた札のことです。昔は子供が生まれると7日目に命名札を神棚や床の間に貼り付けて赤ちゃんの名前をお披露目し、赤ちゃんの健康と健やかな成長を願うという意味がありました。
今でも、キッチンやリビングにその短冊状の札を貼って赤ちゃんの誕生を祝うという風習は残っているようです。ですが、床の間や神棚が減ったこともあり、命名札自体を目にすることも少なくなりました。それでも赤ちゃんの誕生は喜ばしいこと。お洒落な命名札にして、出産内祝いと一緒に贈りたいものですね。
出産内祝いに贈りたい命名ギフト
命名札は、神棚や床の間、またはリビングやキッチンなど目のつく場所に貼って赤ちゃんの誕生を祝い、その後(地域にもよりますが)普通に処分したり、どんど焼きや神社にもっていったりと縁起を担ぐ人もいます。
いずれにしても、お守り同様 人の名前のついたものを粗末に処分するのは気の引けること。また、命名札をいただいても生活様式から命名札を貼りづらい人もいるでしょう。そんなときこそ、命名札を模した命名ギフトを贈りましょう。赤ちゃんに近しい祖父母やご自身の兄弟姉妹など、今後も赤ちゃんの人生に関わる人に贈るのが前提です。
贈ることで、赤ちゃんのこれからも将来も一緒に見守ってもらいたい、そんな想いも伝えましょう。
共に見守りたいと思う人たちに
最近は兄弟、姉妹が少なく、従兄弟・従姉妹(いとこ:父母の兄弟姉妹の子供)も少なくなりました。ですが、その分 子供がいなかったり、独身の叔父、叔母にすれば姪っ子や甥っ子は可愛い存在です。できることなら、そんな甥や姪の成長を一緒に見守りたい気持ちの人もいるでしょう。
そんな兄弟、姉妹にこそ、出産の内祝いには赤ちゃんの命名はもちろんのこと、生年月日や生まれた時の時刻、身長・体重などを刻んだ命名札の代りになる出産内祝いを贈りたいですね。月日が経つのは早いもので、1年後の1歳の誕生日や3年後の七五三のお祝いなど目の前で子供を育てていない身内からすれば、あっという間です。でも、常に誕生日が分かる命名ギフトが近くにあれば「今年はそろそろ小学校に入学かな」と思い返してくれるはず。
子供は両親だけでなく、できるだけ多くの人に見守られて育ったほうが幸せです。そして、成長の節目に会いにきてくれる親戚の叔父や叔母は両親や祖父母とも違う良き相談相手。そんな存在がいることを子供に伝えるのも親の役目。そして、その関係は赤ちゃんが生まれた時から始まるのです。だからこそ、朽ちることのない命名ギフトを出産内祝いにしてみませんか。
子供の誕生日を忘れることはなくとも、身長や体重、生まれた時刻などは両親といえども10年、20年と経つと記憶があやふやになります。もちろん、母子手帳などを紐解けば記載されているでしょうが、いつも目につく場所に飾っていればそういった数字も頭に残り、日々 子供の成長が愛おしくなるでしょう。そんな命名ギフトに刻印するポイントは
タイトルは Hello,Sweet Baby など。
最近は出生率も下がり、赤ちゃんも少なくなったような気がします。でも、それは社会全体のことで小さな子供の育児は変わることなく大変で、新米ママ、パパは悪戦苦闘の日々。だからこそ、赤ちゃんが生まれたことを周りにしっかりアピールして、いっぱい助けてもらいましょう。助けがいるのは、生まれてからしばらくの本当に短い間だけです。そんなアピールのお役にこの命名ギフトがお役に立てば幸いです。