両親に贈る結婚記念日祝い
いつまでも仲良くいてね
仲良しのお父さん、お母さんへ
まったくの他人が一緒に暮らし始めるのが結婚。そんな結婚生活が20年、30年と続くことはいまや、珍しいぐらいの時代になりました。
いろんな情報が街で溢れ、自分自身の夢を叶える手段が容易に手に入るようになったからこそ、年齢を問わず叶えてみたい夢に踏み出すために結婚生活から離れ、自立していく人たちがいます。
その一方で 二人でいることに心地よさを見出し、夫婦だけの生活を謳歌するカップルもいます。ある意味で、離婚が増えたことで仮面夫婦的なカップルが減り、お互いを信頼しあう本当の意味での仲の良い夫婦がいまも結婚生活を続けているといえるのではないでしょうか。
子供の存在は愛情のカタチを変える
結婚生活を長く続けた理由に子供の存在は大きかったかもしれません。もし、子供がいなかったら別れていたカップルも多くいたでしょう。
落語の演目に「子はかすがい」というのがあります。「かすがい」とは材木を繋ぎとめるコの字型の釘で、それを子供に見たて、子供が夫婦の仲を繋ぎ止めたという落語です。ほとんどの夫婦が子供ありきで結婚したわけではないはずですが、実際に子供が生まれると愛情のカタチは夫婦から家族になり、濃密な愛情から博愛的な愛情に変わっていったかもしれませんね。
いま再び二人だけで暮らすお父さん、お母さんへ
子供にすれば、両親は一人の男女である前に父母であり、周りの大人や社会人とは、明らかに違う存在です。生まれた時から頼れる存在であり、自分たちを見守り育ててくれた存在。「友達と仲良くね」や「喧嘩はダメ」と教えてくれた両親が、自分たちの目の前で争う姿など理解に苦しむこともあったでしょう。
夫婦といえども他人同士なのですから、子供のいないところでは意見の食い違いを戦わせてきたはずです。でも、子供の手前 そういった姿を見せないようにするうちにお互いが意見を擦り合わせて家族を作り上げてきました。
子供たちが独立して両親だけが暮らすようになった時、その意見の食い違いを納得したうえで修正していない夫婦は別れの危機に陥ることでしょう。でも、お互いを尊重し納得しながら築きあげてきた夫婦はこれからもなんの心配もなく、結婚生活が続くことでしょう。
あなたが、進学や就職で実家を離れているなら、両親の様子を伺ってみましょう。そのきっかけとなるのが両親の結婚記念日です。自分たちがいたときと変わらず仲良くやっているなら、いままで育ててくれた感謝の想いをこめて結婚記念祝いを贈ってみませんか。できることなら、いつまでも両親には仲良くいてほしいものですからね。
今や家族のカタチは様々で複雑になってきました。デンマークではすでに37種類の家族のカタチがあり、1週間ごとに父親、母親別々の家族で暮らす子供もいるそうです。日本もステップファミリーが増え、血縁関係のないファミリーの話も聞いたりします。だからこそ、昔ながらの家族のカタチで育ててくれた両親に感謝して結婚記念祝いを贈りたいものですね。当たり前と思うことが、実は当たり前で無くなってきているのが、いまの世の中なのですから。そんな両親に贈る結婚記念祝いに刻印するポイントは
タイトルは 結婚〇周年など、〇の数が大切。
いかがでしたか。自分たちが憧れる理想の家族は、自分たちが育ってきた家族の姿でしょうか。人の想像力など知れたもので、ある程度 自分の知っている家族のカタチしかベースにできません。なので、どれほど自分たちの理想の家族をカタチを夢見てもそこから+1とか、-1などにしかならないのです。だからこそ、いまもご両親が仲良く過ごす姿はとてもありがたい存在。その存在に感謝するのが結婚記念日祝いなのです。