母に贈る還暦祝い
いつも明るく、これからも元気なお母さんへ
今一度、自分育てを始める60歳
最近の60歳は「美魔女」という言葉が浸透するがごとく、明るく元気な女性が増えてきました。シニア世代と呼ぶにはまだまだ遠いイメージさえあります。シニアとはマーケティング用語で50歳以上を指すのですが、アラサー(30歳前後を指す言葉)を皮切りに、アラフォー(40歳前後)、アラフィフ(50歳前後)という言葉がはやり、60歳前後はアラカンと称されることが多いようです。
アラカンとは60歳を使わずに還暦のカンとアラウンドを組み合わせた言葉です。それまでが数字を意識しているのに対し、60歳にか還暦とちょっと他の世代とニュアンスが違いますよね。でも、だからこそ、還暦という通過点になにかしらの先人達の思い入れがあると思うのです。女性は特に更年期障害などがあり、見た目だけでは分かりづらい病状の人もいます。以前と違ってやる気が出ないや、家事がメンドウなど、自分自身の不甲斐なさを辛く感じたりする人もいるのです。
そういった更年期は、その一時期を乗り越えれば症状は緩和されるものです。でも、その真っただ中にいる最中はとても不安でしんどいもの。それは子育てと同じこと。今一度、自分育てを始めるのが還暦という年齢なのです。
子供や孫と会うことは母親にとっての治療薬
離れて暮らしていると母親の変化には疎くなるものです。子供の頃からのテキパキとしたお母さんを想像し、くたびれたイメージのお母さんには思いも寄らないことでしょう。
母親もまた、年に数回の帰省してくる子供たちや孫たちのために いつも以上に頑張り疲れた顔は見せないはず。そうすることで、子供たちに心配かけまいと気を使っているのです。また、母親自身もそう振舞うことで、以前の自分を取り戻せたかのような感じになり、嬉しくなるのです。
だから、私見ですが 子供たちの帰省は更年期障害を患う母親への治療薬かもしれませんね。もちろん、なんの根拠もありませんが、ちょっとした気の張りを繰り返すことで、それが苦にならなくなったりするものなのです。
自分の未来を暗示する親の姿
誰しも年を取ります。自分が老いたイメージは描きにくいかもしれません。ですが、両親の姿をみることが自分の将来をイメージするのに一番近いのではないでしょうか。どれほど犬猿の仲の親子でもDNAがつながっている限り、身体の不調や精神的なダメージは似てくるものなのです。
年老いた親が元気であれば、あなたの未来も明るいものでしょう。でも、不調や変調があるなら、自分自身のためにそういったことに対する予防や備えが必要です。そういったことを知るためにも親の姿をしっかりと知ることが大切なのかもしれませんね。ひいてはそれは自分のためになるのですから。
いかがでしたか。息子であれ、娘であれ、母親とはあれこれお喋りする人が多いのではないでしょうか。お父さんの身体の不調をお父さんから直接聞くのではなく、お母さんから聞いた経験がある人もいるのでは。あなたにご飯を作ったり、勉強を見てきた時間もお父さんよりお母さんが長かったはず。だからこそ、お互いが気兼ねすることなく話し合える仲だと思うのです。お母さんの還暦祝いに普段使いのグラスを贈って、この機にお父さんの様子も伺ってみましょう。そんなお母さんへの還暦祝いに贈るグラスへの刻印ポイントは
タイトルは 敢えて還暦や60thの文字を入れる。
刻印に「還暦」や「60th」という言葉を刻むのは 60歳は身体の変わり目だから気を付けてね、の想いがこもっています。すでにこのグラスを贈るあなたも家庭を持ち落ち着き始める頃。ご両親から孫を見る時に、「あなたの子供の頃に似ているわ」という言葉を聞いたりしませんか?それと同じことが将来 あなたの身にも起こるのです。だからこそ、還暦を機にその親の姿をしっかり見ておきましょうね。