2022年は羽ばたく年に。
社会人となるあなたへ
年齢を重ねるだけでは大人になれない
子供の頃は大人になると嫌いな食べ物も食べれるようになるだろうとか、もっと賢く立ち回れるようになるだろうとか、思うものです。
でも実際は身体ばかりが大きくなったりとか、頭の中での妄想が知識と共に膨らみすぎたりとかでバランスが悪くなり、逆に子供の頃が責任も軽く素直に振舞えていたなあ、など懐かしく思うことも多くあるのではないでしょうか。
誰しも大人になる過程でいろんな夢を諦めます。サッカー選手やアイドル、オリンピック代表といった幼い頃から目指してきた夢を諦める人もいるでしょうし、医者や宇宙飛行士、エンジニアや教師といった大人になってからなりたいと思った職業もその門の狭さが故に諦める人もいるでしょう。
でもその分、その分野の深さを知り、トレーナーや裏方の仕事といったサポートする側の仕事に魅力を感じたり、逆に人との繋がりのなかから自分が思い描いていたものと全く違った職種についたりするのではないでしょうか。それゆえ、人生は面白いといわるのかもしれませんね。
人に役立てこそ大人。
仕事とは文字のとおり、「事に仕える」ことです。でも、それって結構大変なことです。例えば、公務員は住民に仕えることが仕事であり、そのために税金を徴収をしたり、防災の準備をしたり、日本を豊かにしようとしたりします。
会社員だって、その会社を通して社会のために役立つことをしたり、医療もその技術で人々の健康を守ることが仕事です。でも、そんな壮大なことは小さなことの積み重ねに過ぎません。まずは目の前の人に役立つことができるのが大人への第一歩といえるでしょう。
電車やバスで誰かに席を譲ってあげたり、困っている人に手を差し伸べることができれば、それは子供から大人への転換点です。それは就職や成人したからといってできることではなく、年齢に関係なく 相手の気持ちを察することができる想像力がもたらす社会性。それこそが大人であることの証であると思うのです。
大人になることの大変さ。
大人になればなるほど大変です。責任も大きくなり、孤独な気持ちになることもあるでしょう。だからこそ 人は一人でなくチームで動きます。それが会社という組織を作り上げて行きます。
そして そのチームの中での役割を学習していくことが大人へのステップとなるのです。時としてドロップアウトすることもあるでしょう。自分が思うより組織力が強すぎて対応できず ツライ気持ちになることもあるでしょう。
ですが、自分と高めるための成長の場としての会社は、いままの自分と違った自分に出会える場でもあるのです。どんなステージが自分にぴったりくるか、一生を通して探すのが社会人としてのスタートなのではないでしょうか。
最後に大人になった就職記念に刻印する文字としては
座右の銘があればGood!
友人、先輩の就職祝いや親から子への就職祝いなど 様々なパターンが考えられますが、コロナを機に就職のカタチが変わってきました。ヤフーやメルカリなどは居住地を限定しない働き方を認めるスタンスをとり、リモートワークやオンライン会議も一般化してきました。一方、職場の同志という気持ちが希薄になり、孤独になりやすいのも事実。ほどよい関係を会社と築きながら、社会に貢献できる大人になる2022年にしたいものですね。