最近のCMで、「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」というのがあります。発信元は結婚情報誌の「ゼクシィ」。なんてステキな言葉なのでしょうね。「誰の生き方否定していないから良い」という点が評価されているそうです。たしかに、今の時代 結婚したからといって幸せな人生が送れる保証などなにもないわけですから。私自身も意に沿わない結婚ならしない方がいいと思います。
ですが、一人でできないこともたくさんあります。ベルは誰かに打たれて初めて響く。もしくはベル同志が触れ合って初めて鳴り響く。誰かに打たれることによって こんな素敵な音色だっただと自分で気づくこともあるでしょうし、他のベルと触れ合って、こんな音色も奏でることができるんだと思うこともあるでしょう。人もそれは同じこと。
さきほどのCMのナレーションには「70億人が暮らすこの星で結ばれる。珍しいことではなくても奇跡だと思った」と続きます。誰しも傷つくことは恐いことです。ベルだって叩かれるわけですから、力任せに打たれたら泣いてしまいます。それでも、もし素敵なパートナーに出会ったなら、自分ひとりに固執せず踏み出すことも大切なのでは。そんな想いでウエディングベル柄のデザインを制作しました。(ウエディングベル柄のビールグラスはこちら)