実はこんな職業に就きたかったや、結婚したらこんな理想的な家族を作りたかった等、人は哀しいかな戻れない過ぎ去った過去のターニングポイントを思い返し愚痴ったりするものです。それでも今ある生活は、それなりに自ら選択してきたことの積み重ねですから まんざら居心地の悪いものでもなく・・・それでもお酒に勢いや友人の武勇伝を聞いたりすると心がざわついたりするのかもしれませんね。
特に結婚生活については、「こんな人と結婚するんじゃなかった。」「今まで離婚を考えたことは数知れず・・」等、「本当にこの人と一緒になって良かった。」や「死が二人を分かつまで添い遂げたい。」など、お酒の席でもそんな惚気(のろけ)話を耳にすることはめったにありません。
結婚生活が長くなると惚気たくとも 周囲への配慮や気恥ずかしさ、また要らぬ噂話しとならないよう言葉を選んで自分たちの結婚生活が平凡であることをアピールすることもあるでしょう。もちろん、そんな言葉を鵜呑みにする人などは居ないでしょうが、人の心は不思議なもので何かしらの拍子にそんな悪気ない言葉さえも信じてしまう時があるものです。
それを人は「魔が差した」などと表現しますが、お互いを思いやっていたとしてもマンネリ感があればそういった感情に陥りやすいのかもしれませんね。そんな時大切なのは 時々のサプライズギフト。もちろん あまりにサプライズすぎて「何かあったの?」と勘繰られてしまうかもしれませんが、そんな時こそ しっかりとお互いの心を確認し合うよいチャンス。普段は家でも職場でもお互いが傷つかない程度に軽口をたたいていたとしても、時として本音で語り合うことはとても大切なことです。
人は誰しも夢を見て育ってきましたが、年齢を重ねるとそんな夢を忘れたり 追い続けたり実現させていくことに疲れたり。それでも、時々にはそんな夢をもう一度口に出して語り合えば 結構簡単に実現することは多いかもしれませんよ。本当は惚気たいけど、気恥ずかしい。でも、二人だけの時は惚気ないと幸せがどんどん遠くに行ってしまうかもしれません。お酒の力を借りてでも 夢を語り明かす時間を作ってみてはいかがでしょう。(夢を語るのにとっておきのビールグラスはこちら)